東京都墨田区東向島に位置する「ラーメン中毒東向島店」は、東武スカイツリーライン東向島駅から徒歩約4分、京成押上線京成曳舟駅からは徒歩約7分と、複数の駅からのアクセスが良い立地にあるラーメン店です。水戸街道沿いにあり、その特徴的な黄色の看板が目印となります。
このお店の大きな特徴は、そのユニークなコンセプトと店内の雰囲気です。石川県野々市市にある「ラーメン中毒」の東京支店として、2021年7月1日にオープンしました。店名にもある「中毒」は、一度食べたら癖になる味わいを目指すという思いが込められており、「1回目あまり美味しく思いません、2回目なんとなく美味しく感じます、3回目なんか食べたくなってきます、そして中毒になります!」というメッセージを掲げています。店内は小中学校の教室をモチーフにした内装で、学習机と椅子が並び、まるで学校の給食時間を過ごしているかのような懐かしい雰囲気を味わうことができます。席は一人用の机が8席、向かい合わせにした2人用の机が3つあり、総席数は16席です。個室やソファ席、掘りごたつ、カウンター席、テラス席の用意はなく、全席禁煙となっています。
提供されるラーメンは、二郎インスパイア系の豚骨醤油ラーメンです。コクとキレが自慢の醤油が立ったド乳化スープは、豚骨等の動物系素材と野菜等の旨味系素材をじっくり煮込み、コクと旨みと甘みが凝縮された特製醤油豚骨濃厚スープが特徴です。麺は自家製麺機でオーション小麦粉から丁寧に作られた、もっちりとしたワシワシとした特製の極太麺で、スープと良く絡み相性抜群とされています。
主なメニューは、「ラーメン」で、麺の量は小盛(100g)、並盛(200g)、大盛(300g)、特盛(400g)から選べ、いずれも同料金です。豚ラーメンは各サイズ200円増しで提供されます。その他、生たまご(50円)などのトッピングがあります。食券制で、購入した食券に無料トッピングの野菜と背脂の量を丸で囲んで提示するシステムです。ニンニクはセルフコーナーに用意されており、自分で好きなだけ加えることができます。また、卓上調味料としてS&Bあらびきコショー、一味唐辛子、ハバネロペッパーも利用でき、味の変化を楽しむことが可能です。ラーメンには醤油ダレのボトルが添えられ、味の調整ができる工夫もされています。
料理は席番で呼ばれ、受け取り口で受け取るセルフサービスのようなスタイルが採用されています。箸は机の引き出しに格納された割り箸が用意されており、引き出しには箸の他にダスターやティッシュも備え付けられています。また、紙エプロンも用意されているため、汁跳ねを気にせずにラーメンを味わうことができます。
「ラーメン中毒東向島店」は、一度食べたら忘れられない二郎系ラーメンの味わいと、学校の教室を思わせるユニークな空間で、特別なラーメン体験を提供しています。