東京都千代田区丸の内、東京駅のほど近くに位置する丸の内ビルディング6階に店を構える「ひつまぶし名古屋備長 丸ビル店」は、名古屋名物のひつまぶしを本場の味で堪能できる専門店です。JR東京駅丸の内南口から徒歩約2分という利便性の高い立地も魅力で、東京のビジネス街の中心でありながら、落ち着いた雰囲気の中で上質な食事を楽しめます。
この店の最大の特徴は、鰻を蒸さずに備長炭でじっくりと焼き上げる「地焼き」と呼ばれる調理法にあります。強い火力で遠火から時間をかけて焼き上げることで、鰻の皮は香ばしくパリッと、身は表面がサクッとしながらも中はふっくらとジューシーに仕上がります。さらに、名古屋特有のたまり醤油をベースにした甘辛い秘伝のタレをくぐらせることで、鰻本来の旨みが引き立ち、ご飯との絶妙なハーモニーを生み出しています。使用する鰻は、その時期に最も脂の乗った上質なものを厳選しており、素材へのこだわりが強い一品が提供されます。
メニューの中心は、やはり看板料理のひつまぶしです。「ひつまぶし」のほか、「上うなぎひつまぶし」、「特上うなぎひつまぶし」、「極上うなぎひつまぶし」、「究極うなぎひつまぶし」といった様々なグレードのひつまぶしが用意されており、それぞれの好みに合わせて選ぶことができます。例えば、「ひつまぶし」は3,980円(税込)、「特上うなぎひつまぶし」は7,250円(税込)などで提供されています。また、人気の「上ひつまぶしセット(うざく付き)」はランチ・ディナーともに6,300円(税込)で味わうことができ、鰻とキュウリの酢の物「うざく」が添えられています。ひつまぶしを様々な形で楽しめる「備長会席」コースも充実しており、「華コース」(7品)は6,950円(税込)、「雅コース」(8品)は8,100円(税込)、「葵コース」(7品)は9,200円(税込)、「匠コース」(9品)は10,950円(税込)など、骨せんべいや肝料理、白焼といった一品料理も含まれる贅沢な内容です。一品料理では、鰻の長焼(3,450円・税込)なども楽しめます。価格は時期により変動する場合があるため、事前に確認することが望ましいでしょう。ドリンクメニューも充実しており、日本酒や焼酎、ワインなどが豊富に揃っています。
店内は、木を基調とした「和モダン」をコンセプトにした落ち着きと品のある空間が広がっており、ゆったりと食事と会話を楽しめます。総席数は46席で、テーブル席のほか、会食や接待、家族での利用に最適な個室が複数用意されています。特に人気なのは、東京駅の赤レンガ駅舎を一望できる窓側の個室です。2名から4名までの利用が可能で、2部屋を繋げて最大10名まで収容できるため、グループでの利用にも対応可能です。これらの個室はテーブル席となっています。その他にも、4名から6名まで利用できるソファ席の個室が2部屋あり、よりゆったりとくつろぎたい場合に適しています。これらの個室は独立しており、繋げて利用することはできません。
お客様への配慮も行き届いており、一般的なサービスに加えて、いくつかの特別なサービスが提供されています。英語メニューが用意されているため、海外からの観光客も安心して利用できます。店内は一部個室席を除き、車椅子での利用が可能で、バリアフリーに対応しています。小さなお子様連れのお客様も歓迎されており、乳児、未就学児、小学生も入店可能です。ベビーカーも、ソファ席の個室では入り口で預かりとなりますが、それ以外の席では椅子を外して入店できます。また、丸ビル地下駐車場が利用可能で、一定金額以上の利用で駐車割引サービスが適用されます。キャッシュレス決済にも対応しており、PayPay、楽天ペイ、d払い、au PAY、メルペイ、FamiPay、支付宝(Alipay)、微信支付(WeChat Pay)などのQRコード決済が利用可能です。テイクアウトも受け付けており、自宅やオフィスでも本格的なひつまぶしを味わうことができます。クーポンを利用すると、特定条件でお食事の際にドリンクサービスを受けられる場合があります。
「ひつまぶし名古屋備長 丸ビル店」は、本場のひつまぶしの味を東京の中心で堪能できるだけでなく、洗練された空間と細やかなサービスで、特別な日や大切な人との食事にも適した一軒と言えるでしょう。