東京都府中市美好町に位置する「ベトナム屋台 タンザン」は、本場ベトナムの多様な食文化を体験できるアットホームなレストランです。活気あふれる屋台の雰囲気と、ゆったりと落ち着ける空間が両立しており、友人との食事から大人数での宴会、家族との団らんまで、幅広いシーンで利用できます。
最寄りの分倍河原駅からは徒歩約8分から9分ほどの距離にあります。分倍河原駅の改札を出て左に進み、商店街を抜けると見えてくる片町文化センターを右手に見ながら線路沿いを直進します。最初の踏切を渡った後、セブンイレブンを右手に、左手の公園を眺めながら真っ直ぐ歩くと、歩道橋の先にピアゴが見えてきます。その先にお店は位置しており、散策を楽しみながらたどり着ける道のりです。また、府中駅からも徒歩約15分、北府中駅や府中本町駅からもそれぞれ徒歩約11分、15分と、複数の駅からのアクセスが可能です。専用の駐車場はありませんが、近隣には複数のコインパーキングが利用できるため、車での来店も便利です。
店内はベトナムの屋台をイメージした賑やかなエリアと、落ち着いた雰囲気の広めの個室が用意されており、総席数はテーブル席を中心に54席を有しています。カップルシートやカウンター席も設けられており、様々なニーズに対応可能です。ゆったりとした席配置は、くつろぎの時間を過ごすのに適しています。また、車椅子での入店も可能で、多様な方が安心して利用できる配慮がされています。無料Wi-Fiや電源も完備されており、食事をしながらのちょっとした作業やスマートフォンの充電にも困りません。
「ベトナム屋台 タンザン」の魅力は、その本格的なメニューの数々にあります。南部のホーチミン料理から北部のハノイ、中部のフエ料理まで、ベトナム各地の味が楽しめるのが特徴です。スタッフのほとんどがベトナム出身であり、本場の味に限りなく近い料理を提供しています。特に、鶏ガラベースにハーブや香辛料を加えたフォーは、パクチーの風味と相まってエスニック気分を一層盛り上げます。パクチーが苦手な方のために、すべての料理でパクチー抜きにできるサービスも提供されています。
ランチタイムは平日が午前11時から午後3時まで、土日祝日は午前11時から午後11時まで営業しています。ランチセットにはメイン料理に加えて、生春巻き、サラダ、スープバー、そしてフリードリンクが付いており、ご飯や麺の大盛りも無料で提供されるため、ボリューム満点でお得に食事が楽しめます。ランチメニューの例としては、レモングラスで香ばしく焼き上げた「スペアリブライス」や、牛肉の自然な甘みが溶け込んだ優しい味わいの「牛肉のフォー」などが人気を集めています。特に、アメリカの元大統領も味わったとされるハノイ名物の「ブン・チャー(ベトナム風つけ麺)」は、網焼きにした豚肉団子と特製スープ、そしてたっぷりのビーフンと野菜が特徴で、ヘルシーながらも満足感のある一品として支持されています。また、ピリ辛の太麺ビーフンが特徴の「ブン・ボーフェ」や、米粉とココナッツミルクの生地が特徴の「バインセオ」、もっちりとした米粉の皮が特徴の「蒸し春巻き“バイン・クオン”」など、日本では珍しいベトナム料理も豊富に提供されています。
ディナータイムは火曜日から金曜日までが午後5時から午後11時まで、土日祝日はランチタイムと同様に午前11時から午後11時まで営業しています。平均予算は約2,000円から3,000円程度で、アラカルトメニューも充実しています。前菜として人気の「揚げ春巻き」は、今まで食べた中でも一番と評されるほどの美味しさで、スイートチリソースと共に楽しめます。シャキシャキとした野菜とパクチーを海老塩とごま油、レモンで味付けした「パクチーサラダ」や、ベトナム定番のおつまみである「バインダー(ベトナム揚げせんべい)」も用意されており、ビールなどのお酒と共に気軽に味わえます。野菜料理にこだわり、健康や美容に配慮したメニューも充実しているため、幅広い層から選ばれています。宴会に最適な飲み放題付きのコース料理も複数用意されており、忘年会や新年会、歓送迎会など、大人数での集まりにも対応可能です。支払いには各種クレジットカードのほか、PayPay、d払い、楽天ペイ、au PAYなどのQRコード決済も利用できます。