東京都中央区新富に佇む「まめや」は、古き良き日本の趣と現代的な要素が調和した、落ち着いた雰囲気の和食店です。有楽町線新富町駅の3番出口からは徒歩わずか約1〜3分とアクセスが良く、日比谷線八丁堀駅A3出口からも徒歩約6分、日比谷線築地駅4出口からは徒歩約7分、都営浅草線宝町駅A1出口からも徒歩約8分と、複数路線からのアクセスが可能です。都会の喧騒を忘れさせるかのような古民家風の空間は、訪れる人々に安らぎのひとときを提供しています。
「まめや」は、体に優しくヘルシーな和食と、厳選された日本酒を心ゆくまで楽しめることが特徴です。毎日食べても飽きないような素朴で滋味深いお惣菜が並び、素材の味を大切にした丁寧な料理が提供されています。女将は「働く女性が一人でも気軽に立ち寄れて、ゆっくりと過ごせる場所」という想いを込めて店を営んでおり、その温かい心遣いが随所に感じられます。元デザイナーという異色の経歴を持つ女将とご亭主が二人三脚で腕を振るい、家庭的ながらもセンスが光る優しい味わいの料理を提供しています。店名「まめや」には、「忠実に、まめに仕事をする」「訪れる人が元気になれるように」「小さな店だからこそできる丁寧なもてなし」といった意味が込められており、和食に欠かせない「お豆」の恩恵も感じさせる、奥深い屋号です。
お料理は、旬の食材をふんだんに取り入れた季節感あふれる品々が魅力です。夜には、前菜の盛り合わせ、お刺身、小鉢酒肴、温かいお料理、そして〆のお食事までが盛り込まれた「おまかせコース」(税込5,170円)が用意されており、その日ごとの旬の味覚を存分に堪能できます。特に〆のおすすめは、瀬戸内の郷土料理にヒントを得たという「さつまごはん」。特製の魚ゴマ味噌をかけたごはんは、一度食べると忘れられない「なんだか美味しい」と評される逸品です。また、寒い季節には、薄味の出汁がじんわりと染み込んだ心温まるおでんも提供され、日本酒との相性も抜群です。
ドリンクメニューでは、純米酒を中心に常時10種類以上の日本酒が揃えられており、日本酒好きにはたまらないラインナップです。その他、焼酎やワインも取り扱っています。ディナーの予算は、おおよそ5,000円から7,999円程度で、質の高い和食と美酒を楽しめます。
ランチ営業は水・木・金曜日のお昼12時からで、日中もまめやの味を楽しむことができます。ランチメニューには、名物の「さつまごはんランチ」(税抜909円)のほか、「サバ塩焼き 野菜たっぷり添え 定食」(税抜1,000円)、「時鮭塩焼き定食」(税抜1,272円)、「鶏とネギのかき揚げ定食」(税抜909円)など、ごはんのおかわりが可能な定食が充実しています。体に優しいおでん定食も人気で、素朴ながらも心身が満たされるような満足感が得られます。
店内は全席禁煙で、座席数はカウンター席4席とテーブル席6席を合わせた計10席が用意されています。お一人様でも気軽に立ち寄れるカウンター席は、女将やご亭主との会話も弾む心地よい空間です。テーブル席は少人数での利用に適しており、落ち着いた雰囲気の中で食事を楽しめます。個室の用意はありませんが、コース予約で10名以上であれば貸し切りも可能で、最大15名程度の宴会にも対応できます。店内は洗練された和モダンなデザインで、ゆったりとした時間を過ごすことができるでしょう。
特筆すべきサービスとして、テイクアウトも実施されており、店内で提供される美味しい料理の一部を自宅で楽しむことができます。また、日本酒やクラフトビールの瓶売りも行われており、特別な一杯を見つける楽しみもあります。食事の際には、お一人様につきテーブルチャージ550円が別途かかります。なお、店舗の都合上、小学生以下のお子様の入店は遠慮されています。細やかな心遣いと、身体に良い和食、そして厳選された日本酒で、日々の疲れを癒し、心豊かな時間を過ごしたい方にとって、「まめや」は最適な選択肢となるでしょう。