東京都新宿区神楽坂に佇む「神楽坂 とりや蝦名」は、飯田橋駅から徒歩数分、牛込神楽坂駅からもアクセスしやすい隠れ家のような和食店です。伝統と現代が融合する神楽坂の街並みに溶け込みながら、ひっそりと暖簾を掲げています。
店内は、都会の喧騒を忘れさせる洗練されたモダンな空間が広がっています。コンクリート打ちっぱなしの壁や天井に、温かみのある白木のカウンターが美しく映えるデザインは、大人の隠れ家としての雰囲気を一層引き立てています。全席がカウンター席となっており、料理人の熟練した技を目の前で感じながら、五感で味わう贅沢なひとときを過ごせます。席数は限られており、少人数での会食や大切な方との記念日、接待など、特別なシーンでの利用に最適な上質な空間が提供されています。
提供される料理は、こだわりの国産食材をふんだんに使用した、日替わりのコース料理が中心です。秋田県産の比内地鶏を専門とし、その魅力を最大限に引き出した焼き鳥や一品料理を堪能できます。比内地鶏と卵を使った焼き鳥のほか、フォアグラや季節の魚介を取り入れた創作的な一串も特徴です。また、秋田県や神奈川県三浦の新鮮な野菜、豊洲から仕入れる鮮魚など、旬の国産食材を厳選し、素材本来の持ち味を活かした和食ベースのシンプルな味付けで提供されています。コース内容はその日の仕入れによって変わり、訪れるたびに異なる一期一会の味に出会えるのも魅力の一つです。
ディナーコースは主に8,800円、12,000円、13,200円、そして鶏割烹の16,500円(いずれも税込)などの価格帯で提供されており、比内地鶏の串焼きと土鍋ご飯のコースなどが用意されています。一部のコースでは、濃厚な旨味が楽しめる鶏白湯スープや、季節の山菜、小鉢などが提供されます。食事と共に楽しめるドリンクも国産を中心に取り揃えられており、料理に合わせて常時10種類前後が入れ替わる日本酒のラインナップや、佐藤の黒・白・麦といった焼酎、富士山麓シグニチャーフレンドなどのウイスキー、アサヒやエビスの瓶ビールなどが用意されています。また、ランチ営業も行っており、3,000円から4,000円程度の予算で利用できるとされています。
特別なサービスとして、コースの締めくくりに提供される土鍋ご飯は、そのままでも美味しく、もし食べきれなかった場合にはお持ち帰りも可能です。店内は禁煙ですが、屋外に喫煙スペースが設けられているため、喫煙者の方も安心して利用できます。深夜2時まで営業しており、22時以降は予約のみの受付となるため、遅い時間の訪問を希望する場合は事前の予約が推奨されています。