東京都港区浜松町に位置する「刀削麺 張家 大門店」は、日本生命浜松町クレアタワーの3階に店を構え、都営浅草線および都営大江戸線の大門駅から徒歩約1分、JR山手線の浜松町駅からも徒歩約2分という、駅直結に近い抜群のアクセスを誇ります。2018年12月10日にオープンしたこの店舗は、シルクロードの起点である中国西安の本格的な味を東京で楽しめる西安料理専門店として知られています。
「張家」のコンセプトは、香辛料が持つ本来の芳醇な風味を最大限に引き出した「スパイス中華」の提供です。麻(花椒による痺れるような辛さ)と辣(唐辛子による刺激的な辛さ)の絶妙なバランスは、多くの日本人の舌にも馴染みやすく、一度味わうと忘れられないクセになる美味しさを生み出しています。四川料理と混同されがちですが、西安料理はイスラム料理の影響も受けた独自の発展を遂げており、その奥深い味わいが特徴です。刀削麺はもちろんのこと、専属の麺点師が一つ一つ丁寧に作り上げる小籠包や餃子といった点心も好評を博しています。特に、モチモチとした食感の刀削麺に、花椒の痺れる辛さと唐辛子の刺激的な辛さが絶妙なバランスで絡み合う麻辣刀削麺は、お店の看板メニューの一つとして多くのリピーターに愛されています。
メニューはランチとディナーで異なり、様々なシーンに対応しています。ランチタイムには、日替わり定食や期間限定の刀削麺など、手軽に本格的な西安料理を味わえるメニューが提供されています。例えば、西安の山椒をふんだんに使用した激辛の麻婆豆腐定食も人気を集めています。一般的なランチの平均予算は800円前後で、リーズナブルに本格中華を楽しめます。ディナータイムには、前菜、サラダ、野菜・豆腐料理、海鮮料理、豚肉料理、牛・鶏肉料理、ご飯・おこげ・スープ、点心・餃子、そして多彩な刀削麺のほか、北京ダックやフカヒレといった高級中華料理も揃っており、幅広い選択肢から料理を選べます。人気の辣子大蝦(ラーズターシャ)や麻辣刀削麺などのアラカルトメニューの他に、複数のコース料理も用意されており、宴会や会食にも利用できます。例えば、恵比寿コース(3,200円)、萬寿コース(5,200円)、皇帝コース(8,000円)などがあり、様々な予算や目的に合わせて選べるのが魅力です。ディナーの平均予算は3,000円程度で、本格的な中華料理を心ゆくまで堪能できます。飲み放題のプランも充実しており、会社の宴会など大人数での利用にも適しています。
店内は総席数52席で、広々とした空間で食事を楽しめます。個室やソファ席、座敷、掘りごたつ、カウンター席、テラス席の設備はありませんが、会社の宴会などでの利用も多く見られ、活気ある雰囲気の中で本格中華を味わうことができます。店内は全席禁煙となっており、快適な環境で食事を楽しめるのも魅力です。
特別なサービスとしては、初回利用の2名以上の来店で杏仁豆腐がサービスされるクーポンが提供されている場合があります。また、中華弁当のデリバリーサービスも行っており、オフィスや自宅で本格的な西安料理を味わうことも可能です。お客様への配慮として、テーブルにはおしぼり、お水、紙エプロンなどが常備されているといった細やかな気遣いも評価されています。料理提供のスピードも速く、特にビジネスマンのランチ利用など、時間に限りがある場合にもスムーズに利用できる点が喜ばれています。混雑時の入店制限、従業員の頻繁な手洗い、換気設備の設置と換気、多数の人が触れる箇所の消毒、備品・卓上設置物の消毒など、衛生管理にも力を入れています。