東京都中央区築地4-7-3 築地ファーストビル1Fに位置する「干しもの 立ち呑み 大東」は、築地駅2番出口から徒歩約3分、東銀座駅6番出口からも徒歩約4分と、アクセスしやすい立地にある立ち飲み居酒屋です。築地市場駅からも徒歩約5分で到着するため、仕事帰りや観光の際にも気軽に立ち寄ることができます。
このお店の大きな特徴は、大正13年(1924年)創業の老舗乾物屋「大東水産」が手がけている点にあります。昼間は乾物店として営業し、夕方からは立ち飲み屋へと姿を変える「二毛作」スタイルがユニークです。店内には、長年培われてきた乾物屋としての歴史を感じさせるように、天井から計量器が吊るされ、羅臼産昆布や干し椎茸、かんぴょう、干し貝柱などの乾物がずらりと並び、乾物屋ならではの雰囲気を醸し出しています。
「干しもの 立ち呑み 大東」のコンセプトは、「乾物」と「市場仕入れの鮮魚」を気軽に楽しむ大衆酒場です。乾物はもちろんのこと、毎日市場で仕入れる旬の鮮魚を使用したおつまみも充実しており、魚料理にこだわるお店として知られています。定番の「ツブ貝刺し」(580円・税込)や、ふっくらと煮込まれた「穴子煮」(500円)、酒の肴にぴったりの「伝承いわしのみりん干し」(280円)や「真いわし丸干」(200円)など、種類豊富なメニューがリーズナブルな価格で提供されています。また、珍しい「マグロ脳天刺」や「ホホ炙り」(480円)といったマグロの希少部位も楽しめます。おつまみ一品あたりの量は立ち飲み屋としてはしっかりとしたボリュームがあるため、二人でシェアして色々な種類を試すのもおすすめです。
ドリンクメニューも充実しており、ビール、ハイボール、サワー、焼酎、日本酒、ワイン、果実酒など、幅広いラインナップが揃っています。生ビールは480円(税込)、ハイボールは420円(税込)から提供されており、中でも乾物屋ならではの「梅酎ハイ」(450円)は、昼間に小売販売されている人気の高級梅干しを使用しており、訪れた際にはぜひ試してみたい一杯です。また、平日の16時から18時まではハッピーアワーが実施されており、生ビールが350円、ハイボールが280円とお得に楽しめるため、早い時間からのサク飲みや仕事帰りにも最適です。平均予算は1,500円から2,000円程度と、築地という立地でありながら非常に手頃な価格帯で、コストパフォーマンスの良さも人気の理由の一つです。
座席は全席立ち飲みスタイルで、20名程度が利用できるコの字型のカウンター席が設けられています。個室やソファ席の用意はありませんが、店内は明るくアットホームな雰囲気で、一人でも気兼ねなく立ち寄れるカジュアルさが魅力です。会社帰りの同僚との一杯や、友人とのグループ利用はもちろん、築地散策の途中にふらりと立ち寄って、市場の活気を感じながら乾物と鮮魚を肴に一杯楽しむのも良いでしょう。
貸切も相談可能で、20名以下の利用にも対応しています。また、店内では無料Wi-Fiが利用できるほか、店内のモニターでは癒しの映像が流れており、ゆったりとした時間を過ごせる工夫が凝らされています。支払い方法としてPayPay決済にも対応しているため、キャッシュレスでスムーズに利用できるのも嬉しいポイントです。チャージ代がかからないため、一杯からでも気軽に利用できる点も、多くのお客に支持されています。