東京都新宿区大久保に位置する「9SARI CAFE & BAR」は、東京メトロ副都心線西早稲田駅からわずか徒歩2分、JR山手線高田馬場駅からも徒歩6分から8分圏内というアクセスしやすい立地にあります。周辺は住宅街が多く、緑豊かなのんびりとした雰囲気に包まれ、学生街でありながら新大久保や高田馬場にも近く、活気も感じられるエリアに佇んでいます。
2014年に日本のヒップホップシーンを牽引するラッパーの一人、漢 a.k.a. GAMIがオープンしたこのカフェ&バーは、単なる飲食店という枠を超えた特別な空間として知られています。そのコンセプトは「みんなのたまり場」。かつて渋谷に存在したヒップホップ好きが集まる場所が少なくなった現状を受け、プレイヤー同士の交流の場や、ヒップホップ文化の認知度を広げることを目指して作られました。そのため、店内では料理の提供だけでなく、訪れる人々との交流が大切にされています。カフェの奥には本格的なレコーディングスタジオも併設されており、日本国内にとどまらず、海外からも著名なラッパーたちが多数訪れて楽曲制作を行っていることでも有名です。
メニューは、オーナーである漢 a.k.a. GAMI氏が「自分がいいと思ったもの」をレシピに落とし込んでおり、約3ヶ月に一度、新しいメニューが追加されることもありますが、基本的な人気メニューは変わらないという特徴があります。中でも、店名を冠した「漢さんのハンバーグ」は、その美味しさから多くのファンに支持される看板メニューです。他にも、食べ応えのある「ハラミステーキ」や「鉄板スタミナ焼」、そしてオリジナルの「CBDビール」なども人気を集めています。軽食としては「タコライス」や「ジャークチキン」、「那須のアラビアータ」、オリジナルの「カリカリミニピザ」などが用意されています。ランチタイムは1,000円前後、ディナータイムは1,500円から2,000円程度の予算で食事を楽しめるでしょう。平日15時までは、一部メニューにサラダ、スープ、ライスがサービスとして付いてくるのも嬉しいポイントです。
店内は、ヒップホップレーベルが運営するカフェらしく、おしゃれな音楽が流れ、落ち着いた雰囲気の中で時間を過ごすことができます。総席数は14席で、カウンター席やソファ席、開放感のあるオープンテラス席も設けられています。貸切については、相談によって対応可能な場合があります。また、店内には「キュー」と「エルフ」という可愛らしい看板猫たちが暮らしており、人懐っこい性格で、運が良ければ彼らとの触れ合いも楽しめるかもしれません。
営業時間について、月曜、火曜、木曜から土曜、祝前日は12時から22時まで(料理・ドリンクL.O.は21時)、日曜・祝日は12時から20時まで(料理・ドリンクL.O.は19時)となっています。定休日は水曜日ですが不定休となることもあるため、来店前にはSNSや電話での確認が推奨されます。支払い方法は、主要なクレジットカード各種に加え、楽天Edy、Suica、PayPayなどの電子マネーやQRコード決済も利用可能です。店内は全席禁煙ですが、テラス席には灰皿が設置されています。お子様連れでの来店も可能で、ベビーカーの入店も対応しており、車椅子での入店も考慮された空間です。レコーディングスタジオが併設されていることもあり、時には様々なアーティストが訪れるため、予期せぬ出会いが生まれる可能性もあるでしょう。ヒップホップ文化に触れてみたい方はもちろん、美味しい食事と心地よい空間を求める方にもおすすめのカフェです。