東京都中央区銀座に位置する「銀座 楸(ひさぎ)」は、地下鉄銀座駅や東銀座駅から徒歩数分のアクセスしやすい場所にあります。GINZA SIXの裏手という分かりやすい立地ながらも、ビルの2階にある隠れ家のような雰囲気を持つレストランです。長年にわたりこの地で営業を続ける、牡蠣料理と肉料理、そして個性的なカレーが楽しめるお店として知られています。
銀座 楸のコンセプトは、「非日常料理」「普段あまり食せない料理」を提供し、訪れるお客様に感動的な出会いを味わってもらうこと。厳選された最高級の食材を使用し、オリジナリティを追求した料理を提供することを目指しています。特に、牡蠣料理専門店として25年以上の歴史を持ち、日本各地から仕入れた活きの良い牡蠣を使った創作料理がお店の大きな特徴です。また、牡蠣だけでなく、高品質な那須特選黒毛和牛などの肉料理にも力を入れており、牡蠣と肉を組み合わせたコースなども提供しています。
メニューの中心となるのは、ディナータイムに楽しめる牡蠣料理と肉料理、そしてそれらを盛り込んだ各種コースです。活き牡蠣の食べ比べや、ロックフェラー焼牡蠣といった牡蠣の定番から創作料理まで幅広く揃えています。肉料理では、A5ランクの黒毛和牛ステーキなどが用意されています。コースには、牡蠣と肉の両方を堪能できるコースや、記念日やお誕生日に向けた特別なコースも用意されており、スパークリングワインが含まれるプランもあります。価格帯はディナーで一人あたり10,000円から15,000円程度が目安となるようです。
ランチタイムには、お店の名物となっている「黒いカレー」を提供しています。この黒いカレーは、牛すじや香味野菜、スパイス、赤ワインなどをじっくり煮込んで作られた、深みとコクのある独特な味わいが特徴です。シンプルな黒いカレーのほか、牡蠣フライや牡蠣ソテー、牛肉のステーキやハンバーグ、牛カツなどをトッピングしたバリエーション豊かなメニューが揃います。特にステーキをトッピングしたカレーは人気が高く、ランチの価格帯は1,000円台から2,000円台が中心です。ランチタイムは予約を受け付けていない場合があり、界隈のビジネスパーソンなどで賑わうこともあります。
店内の座席は、カウンター席とテーブル席を合わせて11席から13席と比較的小規模です。落ち着いた空間で、シェフが目の前で腕を振るう様子を眺めながら食事を楽しむことができます。特別な個室は完備されていませんが、貸切での利用については相談可能な場合もあるようです。全席禁煙となっています。
銀座 楸では、素材へのこだわりはもちろんのこと、サービス料を設けていないといった企業努力も行われています。また、季節ごとの旬の食材を取り入れたメニューや、特定のイベントに合わせた特別メニューが提供されることもあります。例えば、以前にはクリスマス限定のコースでSAX演奏が行われたり、特上のお肉や旬の食材である真鱈の白子などが期間限定で登場したりすることもありました。これらの情報は変更される可能性があるため、最新の情報については直接店舗への確認をおすすめします。
アクセスの良さ、長年の経験に裏打ちされた確かな味、そして牡蠣と肉、個性的な黒カレーという独自のラインナップが、銀座 楸の魅力と言えるでしょう。隠れ家のような落ち着いた空間で、特別な料理をゆっくりと味わいたい際に候補となるお店です。