東京都新宿区赤城元町に佇む「caboulot enm.(カブロエン)」は、東京メトロ東西線神楽坂駅1b出口から徒歩約3分というアクセス便利な場所に位置しながらも、賑やかなメイン通りから少し離れた赤城坂の辺りにあり、隠れ家のような落ち着いた雰囲気を醸し出すワインビストロです。東京メトロ有楽町線江戸川橋駅からは徒歩約6分、都営大江戸線牛込神楽坂駅からも徒歩約7分と、複数の駅からアクセスが可能です。店舗はビルの地下1階にあり、コンクリート打ちっぱなしの外観にワインボトルが並ぶ窓が印象的です。
店名の「caboulot」はフランス語で「場末の飲み屋、バー」という意味を持ち、「enm.」にはオーナーの名前「円」と「円満」「無限」「ご縁」といった想いが込められています。街外れのカフェバーのような気軽さと、来店する人々との縁を大切にし、その輪を広げていきたいというコンセプトが根底にあります。温かい灯りに包まれた店内は、肩肘張らずにリラックスできる居心地の良い空間で、一人でも気軽に立ち寄れる雰囲気があります。
店内はカウンター席のみで、席数は10席または12席程度と、お客様との距離が近く、アットホームな時間を過ごすことができます。落ち着いた空間はおしゃれで、ゆったりと食事や会話を楽しむのに最適です。個室はありませんが、貸切での利用も可能で、着席時は最大12名、立食時は20名から最大50名程度まで対応できる場合もあるため、小規模なパーティーなどにも利用できる可能性があります。全席禁煙となっており、無料Wi-Fiも利用可能です。駐車場は完備されていませんが、近隣にコインパーキングがあります。
提供されるのは、ナチュラルワインとそれに合う料理です。ワインはオーナーが厳選したものが赤・白・スパークリング共にグラスやボトルで豊富に用意されており、ワインに詳しいソムリエがいるため、料理とのペアリングなど気軽に相談できます。料理は野菜料理にこだわり、店内仕込みで行われています。メニューには、前菜数種の盛り合わせ、本日のポタージュと自家製パン、選べるパスタやラザニア、メイン料理などが楽しめるお任せのディナーコースがあります。メイン料理の一例として、牛肉とフォアグラのロッシーニ風が挙げられますが、メニュー内容は季節や仕入れ状況によって変動します。アラカルトメニューもあり、ラムストロガノフや、なす・トマト・モッツァレラのオープン焼き、砂肝ときのこのやわらかコンフィ、なめらかレバーパテ メルバトースト添えといった一品料理や、パティシエの経歴を持つ店長特製のなめらかカスタードプリンなどのデザートも用意されています。
予算の目安としては、ディナーは8,000円から9,999円程度、ランチは3,000円から3,999円程度となることが多いようです。支払いは、各種クレジットカード(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners、UnionPay)、交通系電子マネーを含む各種電子マネー、PayPayやd払いなどのQRコード決済に対応しています。お一人様につきテーブルチャージが880円かかる場合があります。
営業時間はディナータイムが中心で、通常は夜18時から営業しています。Holiday Lunchも不定期で営業しており、その場合は11時30分から15時までとなりますが、詳しい営業時間はInstagramなどで確認することが推奨されています。定休日は月曜日と不定休です。特別なサービスとしては、お祝いやサプライズでの利用が可能で、バースデープレートの対応も行っています。また、テイクアウト可能なメニューもあります。子連れでの入店も可能とのことです。
神楽坂の落ち着いたエリアで、ナチュラルワインとこだわりの料理を、アットホームな空間でゆったりと楽しみたい際に、「caboulot enm.」は選択肢の一つとなるでしょう。