浅草の賑わいを抜けた食通街に佇む「LA MAISON DU 一升 VIN(ラ メゾン ド イッショウビン)」は、一升瓶のワインと日本酒、そしてこだわりの串と鍬焼きを楽しめる個性的なネオ酒場です。つくばエクスプレスの浅草駅からは徒歩約2分から4分、東京メトロ銀座線の田原町駅からは徒歩約5分、同じく銀座線の浅草駅からも徒歩約7分から8分と、各方面からのアクセスが良好な場所に位置しています。
店内はモダンでありながらもお洒落で落ち着いた空間が広がり、1階と2階に席が設けられています。1階にはライブ感あふれる鉄板前のカウンター席やテーブル席があり、2階には窓際に立ち飲みスペースも用意されているため、一人でも気軽に立ち寄りやすい雰囲気です。また、個室も完備しており、様々なシーンで利用できます。特筆すべきは、テラス席が用意されており、こちらはペット同伴も可能となっています。愛犬と一緒に心地よい時間を過ごせるのは嬉しいポイントです。総席数は40席で、全席禁煙となっています。
このお店のコンセプトは、大阪由来の鉄板焼きである鍬焼きと串揚げに、山梨県発祥とされる一升瓶ワインの魅力を掛け合わせ、皆でワイワイと楽しむ酒場。提供されるワインは日本ワインや自然派ワインが中心で、一升瓶から注がれるスタイルが特徴です。ワインだけでなく、全国各地から厳選された地酒など日本酒も豊富に揃えられており、こちらも一升瓶で提供されるものがあります。日本酒と同じグラスで一升瓶ワインが提供されるというユニークな趣向も楽しめます。さらに、茨城の常陸野ネストビールや岩手のみちのくエールといった国産クラフトビールの生タップマルシェも用意されています。
料理のメインは鍬焼きと串揚げで、日替わりメニューも提供されています。鍬焼きは約20種類、串揚げは25種類以上が揃い、定番からお店ならではの創作メニューまで多彩なラインナップです。鍬焼きは農具の鍬が調理器具の始まりとされる、食材の旨味を閉じ込める調理法。具体的なメニューとしては、千代幻豚のとんかつ、くんせい秋刀魚と梅干しのポテトサラダ、黒枝豆の塩焼き、比内地鶏のレバー焼きやハツ、紋甲いかバジル、仔羊の水餃子、仔羊ロースのクミン焼きなどがあります。串揚げでは、燻製卵やホタテ串、紋甲烏賊といった魚介類も楽しめます。また、一品料理も充実しており、大根おろしと梅などを和えた「浦里」、仙波豆腐、カチョカバロ、生牡蠣、そして「絶品」との声もあるプーアル胡桃、ピーマンのぬか漬け、真鯛の塩たたき、鮎パテ、ししとう醤油焼き、想像を超える美味しさというこんにゃくと胡桃のゴルゴンゾーラソース、こんにゃく雷揚げ、牛頬肉の赤ワイン煮の串揚げ、オクラとフライドオニオンの麻辣ダレ、夏野菜とコンテチーズなど、 creativeな料理が豊富に揃っています。価格帯は、ディナーは一人あたり3,500円から5,999円程度の予算で楽しめるようです。
サービス料やお通しはありません。お店全体を通して、皆で美味しいお酒と食事を陽気にシェアし、楽しんでほしいという想いが感じられます。お洒落な空間で、こだわりの日本ワインや日本酒、そして個性的な料理を心ゆくまで堪能できる一軒です。