東京都目黒区柿の木坂に位置する「駄菓子屋 なかよし・うおよし」は、懐かしさと温かさを感じさせる地域に根差したお店です。東急東横線都立大学駅からは徒歩およそ6分から9分ほどの距離にあり、アクセスしやすい立地です。元々鮮魚店であった店舗を改装し、2021年7月に新たな駄菓子屋としてオープンしました。地域の交流の場、そして子どもたちにとって気軽に立ち寄れる楽しい居場所となることを目指しており、店長の「子どもたちがふるさとと思える場所を作りたい」という長年の思いが形になったお店です。店名には、「駄菓子屋に集まるみんながなかよしになるように」という願いと、場所を譲り受けた元魚屋の屋号「魚由(うおよし)」が組み合わされています。お店の改装にあたっては、家族や地域の仲間たちが協力し、手作り感のある温かい空間を作り上げました。特に、設計は店長の長男が、壁画や床張りは次男が手掛けたとのことで、家族の温かい協力によって現在の店舗が作り上げられています。
店内には約300種類もの駄菓子や玩具が所狭しと並べられており、訪れる人々に子どもの頃の懐かしい記憶を呼び起こさせてくれます。定番のキャベツ太郎や、粉ジュース、小さなヨーグルトなど、昔ながらの駄菓子が豊富に揃っており、100円玉を握りしめて真剣に選ぶ子どもたちの姿が見られます。駄菓子の販売だけでなく、軽食としておにぎりを提供しているほか、ラムネやコーヒーといったカフェメニューも楽しむことができます。店内で購入した駄菓子やおにぎり、飲み物を片手に、思い思いの時間を過ごすことができます。
お店は2階建てになっており、1階が駄菓子や軽食、カフェメニューの販売スペースとなっている一方で、1階の奥や2階には人々が集まることができるスペースが設けられています。このスペースは「居場所づくり」というコンセプトに基づいて作られており、子どもたちが学校帰りや休日に気軽に立ち寄って過ごしたり、地域の人々が集まって交流したりする場となっています。また、2階のスペースはワークスペースとしても利用が可能で、集中して作業に取り組みたい方にも開かれた空間となっています。さらに、2階のスペースはレンタルスペースとしても活用されており、地域の活動やイベントなど、様々な用途で利用することができます。レンタルスペースの料金は、デスク貸しが1時間400円、スペース貸しが1時間1000円となっています。
総席数は10席で、個室や座敷、掘りごたつ、カウンター、ソファ席、テラス席はありませんが、アットホームな雰囲気の中でゆったりと過ごせます。設備としてはWi-Fiが利用可能です。支払い方法も充実しており、現金の他に、VISA、Mastercard、銀聯、AMEXといった各種クレジットカード、Suica、PASMO、ICOCA、iD、QUICPayなどの電子マネー、そしてCOIN+、PayPay、楽天ペイ、d払い、LINE Pay、au PAYといったQRコード決済にも対応しています。様々な支払い方法が利用できるため、手軽に立ち寄ることができます。お子様連れも歓迎されており、地域の子どもたちはもちろん、親子連れでも安心して訪れることができるお店です。定休日は火曜日で、その他の曜日の営業時間は平日が13:00から18:00、土日祝が12:00から18:00となっています。地域に愛される温かい空間で、懐かしい駄菓子とともに特別なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。