東京都練馬区練馬にある「111(いちいちいち)」は、都営大江戸線豊島園駅から徒歩約1分、西武池袋線豊島園駅からは徒歩約3分、西武池袋線練馬駅からも徒歩圏内というアクセスしやすい立地に佇む中華料理店です。豊島園通り沿いに位置し、シンプルな外観ながらも洗練されたロゴと黄色い暖簾が目印となっています。店内はモノトーンと木目調で統一されたカフェのような落ち着いた雰囲気で、オシャレな空間が広がっています。
このお店の最大の特徴は、横浜中華街や西麻布の名店で修行を積んだ若い店主が手掛ける本格四川料理を、リーズナブルな価格で味わえる点にあります。特に麻婆豆腐と担々麺が看板メニューとして知られています。店主のこだわりは随所に光り、料理に使用する醤油ダレ、ラー油、甜面醤、花椒油といった主要な調味料は全て手作りされています。ただ辛いだけでなく、こだわりの香辛料を独自のブレンドで組み合わせることで、辛さの中に複雑な旨味と香りが感じられる奥深い味わいを実現しています。さらに、料理に合わせて3種類の自家製ラー油を使い分けていることも、味への探求心を表しています。
麺にもこだわりがあり、ホテルや高級レストランでも使用される老舗の製麺所「橋爪製麺」から仕入れた麺を使用しています。手打ちにこだわった点心も自慢の一つで、特に水餃子や焼餃子は皮から手作りされています。海老のプリプリとした食感と肉汁があふれる焼餃子などが楽しめます。
メニューには、看板メニューである麻婆豆腐と担々麺を中心に、多彩な本格中華料理が並びます。「本格四川麻婆豆腐」は12種類の漢方・香辛料と国産ニンニク、葉ニンニクを使用しており、痺れと辛さの中に豊かな旨味が特徴です。辛いものが苦手な方にはオイスターベースの「甘口麻婆豆腐」も用意されています。担々麺は15種類の食材や調味料で作られた自家製醤油ダレをベースに、揚玉ねぎや干しエビでコクと旨味を高めており、辛さやゴマの濃厚さに頼らないバランスの取れた上品な味わいです。その他、「よだれ鶏」や唐辛子と山椒で炒めた痺れの強い「辣子鶏(ラーズーチー)」、中国のたまり醤油で仕上げた「黒炒飯」、肉汁たっぷりの手作り焼餃子や海老入り水餃子、干し貝柱入り焼売、春巻きといった点心類も豊富に揃っています。〆には濃厚な「杏仁豆腐」や「ジャスミン茶プリン」といったデザートも楽しめます。ランチタイムにはお得な定食メニューも提供されており、多くの方が担々麺や四川式麻婆定食を選んでいます。価格帯はランチが1,000円前後、ディナーは2,000円~3,000円程度で本格的な中華を堪能できます。
店内にはカウンター席とテーブル席があり、総席数は13席または14席と比較的小規模ながら、落ち着いた空間で食事を楽しめます。カウンター席やソファ席も設けられています。個室はありませんが、貸切は20名以下であれば可能です。
特別なサービスとしては、テイクアウトに対応しており、自宅でもお店の味を楽しむことができます。お子様連れでの利用も可能で、お子様メニューも用意されています。支払い方法については、QRコード決済(PayPay、楽天ペイ、au PAY)が利用可能です。店舗に駐車場はありませんが、徒歩圏内にコインパーキングがあるため車での来店も可能です。全席禁煙となっています。