東京都中央区築地、活気あふれる築地場外市場からほど近い住宅街に佇む「築地 海鮮 はしば」は、隠れ家のような落ち着いた雰囲気を持つ和食店です。東京メトロ日比谷線築地駅1番出口から徒歩約5分、都営大江戸線築地市場駅や勝どき駅からも徒歩5分から10分圏内と、各方面からのアクセスも良好でありながら、「裏築地」とも称される静かなエリアに位置しています。
35年以上にわたりすし職人として研鑽を積んだ店主が、毎日自ら築地(豊洲)市場で吟味して仕入れる新鮮な魚介や、生産者の顔が見える旬の野菜を使い、素材本来の持ち味を最大限に引き出した料理を提供しています。長年の経験に裏打ちされた確かな技術に加え、ニューヨークでの経験も活かした遊び心あふれるアレンジが随所に光るのが特徴です。 温かみのある天然木の一枚板カウンターが配された店内は、シンプルながらも居心地の良い空間が広がっており、店主や女将との会話を楽しみながら、ゆったりと食事の時間を過ごすことができます。
ランチタイムに特に高い人気を誇るのが、お店の看板メニュー「ごま香る海鮮丼シリーズ」です。独自にブレンドしたごま醤油で味付けしたこだわりのシャリの上に、その日仕入れた最も美味しい旬の魚介を10種類以上ふんだんに盛り付けた「鮮魚丼」は1,500円(税込1,650円)で提供されています。まぐろ好きには見逃せない「本まぐろのづけ丼」も同じく1,500円(税込1,650円)、彩り豊かで女性にも人気の「海鮮ばらちらし」は2,300円(税込2,530円)です。これらの海鮮丼にはお椀が添えられます。また、その日の仕入れ状況によって内容が変わる「本日の飛び入りスペシャル」も時価で用意されており、訪れるたびに新たな味覚に出会える楽しみがあります。 海鮮丼の他にも、ランチには複数の品を味わえるコース料理も提供しています。「酢橘<すだち>コース」は4,200円(税込4,620円)、「柚子<ゆず>コース」は5,000円(税込5,500円)、「橙<だいだい>コース」は6,000円(税込6,600円)で、それぞれ先付、焼き物、茶わん蒸しなどに加え、鮮魚丼や海鮮ばらちらし、寿司などが組み込まれています。ランチコースは2名様以上から利用可能で、前日までの予約が必要です(橙コースは2日前まで)。
ディナータイムは、旬の食材を活かしたコース料理が中心となります。季節ごとに一番美味しいとされる食材を使用し、店主がその時期に食べたいと思う料理をコースとして仕立てています。軽めの「浅葱<あさつき>コース」(4,500円 税込4,950円)は酒肴が中心で食事は別途追加注文、海鮮ばらちらしなどが含まれる「山椒<さんしょう>コース」(6,600円 税込7,260円)、寿司などが含まれる「山葵<わさび>コース」(15,000円 税込16,500円)など、予算や好みに合わせたコースが用意されています。山葵コースは2日前までの予約が必要です。 カウンター席ではコースだけでなく、一品料理も楽しむことができます。「本日の刺身三種盛り」(1,800円 税込1,980円)をはじめ、鮮魚の炙り刺身や炙り寿司などもおすすめです。 ディナータイムには、お会計に対して別途サービス料10%が加算されます。
店内の総席数は10席または12席程度で、カウンター席の他に、4名程度で利用できる掘りごたつ式の個室が一室完備されています。個室は3名様以上での利用に適しており、前日までの事前予約が推奨されています(酒肴コース利用時は除く)。 店内は全席禁煙となっており、落ち着いた空間でゆっくりと食事を堪能できます。 5名様以上の場合には貸切の相談も可能です。
ドリンクメニューでは、利き酒師の資格を持つ女将が厳選した日本酒が料理との相性を考えて用意されています。また、ビールや焼酎、ワイン、ハイボールなども楽しめます。 和食店でありながら、天然酵母を使った自家製パンを提供しているのも「はしば」のユニークな魅力の一つです。 薬膳セラピストでもある女将特製の薬膳スープが提供されることもあります。 ゆったりと落ち着いた雰囲気の中での食事を提供するため、中学生以下のお子様の利用は控えています。 支払いは各種クレジットカードに対応しています。 また、一部メニューのテイクアウトも可能です。 「築地 海鮮 はしば」は、築地の新鮮な海の幸と店主の技、そして温かいおもてなしを、隠れ家のような空間で心ゆくまで味わえるお店です。特別な日の会食や接待、あるいは日常を少し豊かにするランチやディナーなど、様々なシーンで訪れたい一軒と言えるでしょう。