東京都江東区木場に位置する「Bar Dionysos(バー ディオニソス)」は、東京メトロ東西線木場駅から徒歩約3分というアクセスしやすい立地にあるオーセンティックバーです。地下鉄東西線木場駅の4b出口や3、4番出口からほど近く、隠れ家のような佇まいを見せています。
店名のディオニソスは、ギリシャ神話における酒と豊穣の神に由来しており、「ディオニソスを訪れたお客様に酒神のご加護がありますように」「酒神に愛されるバー創りが出来ます様に」という願いが込められています。店内は、かつて若きディオニソスが酒造りを学んだとされるオリエントの要素に西洋のテイストを融合させた、落ち着きのある空間が広がっています。シックな照明や壁に飾られた絵画が雰囲気を演出し、日常から少しだけ離れてゆったりと過ごせる「大人の隠れ家」として親しまれています。
このバーの大きな特徴の一つは、スタッフがお酒のエキスパートであること。ソムリエとバーテンダーの両方の資格を持つスタッフが在籍しており、それぞれの知識と技術でお客様をもてなします。様々な種類のお酒、特にカクテルやワインに造詣が深く、ざっくりとした好みを伝えるだけでも、プロフェッショナルな腕前で特別な一杯を提供してくれます。季節ごとに旬のフルーツを使ったカクテルは特に好評で、スタンダードなものからオリジナルのものまで、その日の気分に合わせて楽しむことができます。お店のおすすめとしては、トマトを丸ごと一個すりおろして作るブラッディー・メアリーや、フルーティーで甘サッパリとした巨峰のペリーニ、すりおろした梨の旨味と食感が味わえる梨のラムクーラーなどがあります。また、マティーニやオリジナルのヘブンリー・ブルーなども人気です。ジンベースのカクテルには、マティーニ、ギムレット、ホワイト・レディー、アラウンド・ザ・ワールドなどがあり、972円から提供されています。
ドリンクだけでなく、フードメニューも充実しています。カクテルのお供に最適なアラカルト料理が豊富に揃っており、軽いディナーとしても楽しめます。燻製料理は枝豆(500円)、ししゃも(500円)、豚レバー(650円)、エリンギ茸(700円)、砂肝(800円)、そして枝豆・レバー・ししゃもの燻製盛り合わせ(1,400円)などがあります。他にも、和牛ローストビーフ(1,500円)、ソーセージ盛り合わせ(1,000円または1,080円)、特選イベリコ豚のサラミ(1,000円または1,080円)、生ハムとオリーブ・ピクルスの盛り合わせ(1,200円または1,296円)といったお肉系のメニューや、ミックスナッツ(400円または432円)、トルティーヤ・チップス&サルサ(700円または756円)、オランジェット・チョコレート(1,000円または1,080円)、ドライ明太子(1,200円または864円)、ドライフルーツの盛り合わせ(1,200円または1,296円)などのおつまみが並びます。さらに、フレッシュチーズ5種盛り合わせ(1,700円または1,836円)や、トマトとアンチョビ・ひき肉のパスタ(972円)、ディオニソス風チャーハン(900円)、ピザ、焼ビーフン(800円)といった食事メニューも提供されています。一口ステーキ・オロシソース(1,620円)や、合鴨・生ハム・イベリコ豚のサラミのミート・プレート3点盛り(1,728円)なども人気です。食事とお酒をゆっくりと楽しめる品揃えとなっています。予算は一人あたり3,500円から5,000円程度となることが多いようです。
店内には19席が設けられています。席の種類としてはカウンター席とテーブル席があり、個室はありません。特にカウンター席は、肘置き部分が革張りでゆったりとしており、非日常的な空間で日頃の疲れを癒すのに適しています。一人でふらっと立ち寄るのにも、友人や同僚、大切な人と訪れるのにも心地よい雰囲気です。
営業時間は月曜日から土曜日までが19:00から翌3:00頃まで(金曜日・土曜日・祝前日は翌3時まで、その他の曜日は翌2時頃まで)となっています。定休日は日曜日ですが、不定休の場合もあります。支払い方法としては、各種クレジットカード(VISA、Master、JCB、AMEX)や電子マネー、QRコード決済が利用可能です。全席喫煙可能となっています。
木場という下町の地で、居心地の良いアットホームなバーを目指しているというBar Dionysos。ソムリエとバーテンダー、二つのお酒のエキスパートが、来店する人々の日常からの解放をお手伝いし、特別な一杯との出会いを提供してくれるでしょう。お一人様でも気軽に立ち寄れる雰囲気も魅力の一つです。