JR「新宿駅」新南口より徒歩1分、東京メトロ副都心線・丸の内線「新宿三丁目駅」より徒歩3分というアクセスの良い場所に位置する「うなぎ料理 赤坂ふきぬき タカシマヤタイムズスクエア店」は、渋谷区千駄ヶ谷のタカシマヤタイムズスクエア14階にあります。大正12年(1923年)創業の老舗「赤坂ふきぬき」の支店として、伝統の味を受け継いでいます。「ふきぬき」という屋号には「富貴貫」の文字があてられ、「高貴で、それを貫く」という意味が込められており、どのような時でもお客様に良質なものを提供し続けるという強い意志が示されています。素材選び、調理法、そして提供の仕方に至るまで、そのこだわりの伝統が今も守られています。
こちらの店舗では、うなぎ専門店の確かな技術と味わいを追求しています。使用されるうなぎは国産に限定せず、その時期に最も鮮度が良く、味の優れたものを鹿児島、愛知、台湾など国内外から厳選して仕入れています。毎朝、活きたままのうなぎを店舗で丁寧に捌くことで、常に新鮮で臭みのないうなぎを提供することを可能にしています。調理法は関東風を採用しており、背開きにしたうなぎを一度蒸してから焼き上げています。この一手間により、うなぎはふっくらと柔らかな食感に仕上がります。うなぎの味わいを引き立てるタレは、創業以来継ぎ足しで使われている秘伝のもの。醤油、みりん、ザラメのシンプルな材料で作られるこのタレは、あっさりとしていながらも深みがあり、良質なうなぎ本来の味を邪魔することなく引き立てます。
数あるメニューの中でも看板として親しまれているのが、関東風にアレンジされた「ひつまぶし」です。おひつに盛られた無農薬コシヒカリのご飯の上に、香ばしく焼き上げられたうなぎの蒲焼が細かく刻んで敷き詰められています。ひつまぶしには様々な楽しみ方があり、まずはお櫃からそのままうな重としてうなぎとご飯のハーモニーを味わい、次にお好みの薬味(ねぎ、きざみ海苔、わさびなど)を加えて香りの変化を楽しみます。そして最後は、温かいお出汁をかけてお茶漬け風にしてさらさらといただくのが一般的ですが、最後の一杯をどのようにして味わうかはその人次第というのもひつまぶしの醍醐味です。一杯で三度、あるいはそれ以上の味わい方ができるひつまぶしは多くのお客様に支持されています。
ひつまぶしの他にも、うな重、蒲焼、白焼といった定番のうなぎ料理が各種取り揃えられています。うな重はうなぎの量によって梅、竹、松、そしてうなぎがご飯の間にも入った中入れといった種類が選べます。また、関西地方で親しまれているうざくや、数量限定で提供される希少な肝焼きといった一品料理もあり、うなぎの様々な部位や調理法を堪能できます。ランチタイムには、うな重やひつまぶしをお手頃な価格で提供しており、例えばランチうな重梅は2,500円、ランチひつまぶしは2,700円など、通常よりもリーズナブルに本格的なうなぎ料理を楽しめるとあって人気を集めています。ランチメニューにはお吸い物と香の物が付き、プラス料金で肝吸いに変更することも可能です。テイクアウトも可能で、お弁当や関連商品も販売しています。
店内は総席数50席。大きな窓が配された空間は、昼間は爽やかな自然光が差し込み開放的な雰囲気、夜になると新宿の美しい夜景を一望できる特別な空間へと変化します。窓側の席からは、新宿御苑や遠くにはスカイツリーも眺めることができ、食事とともに素晴らしい景色を楽しめます。落ち着いて食事を味わえるテーブル席のほか、会食や接待にも利用できる個室や半個室も完備しており、様々なシーンに合わせて利用できます。カウンター席も用意されているため、一人でも気軽に立ち寄ることができます。また、気候の良い時期にはテラス席での食事も可能です。記念日やお祝い事など特別な日での利用はもちろん、日常使いでも訪れたい、伝統のうなぎ料理を景色とともに心ゆくまで堪能できるお店です。