東京都江東区扇橋にある「麺屋ばらいち」は、東京メトロ半蔵門線住吉駅から徒歩約7分から10分圏内に位置するラーメン居酒屋です。かつて亀戸で人気を博した店舗が、2020年11月にこの地へ移転オープンしました。賑やかな外観とは対照的に、店内は黒を基調としたシックで落ち着いた空間が広がっています。ランチタイムにはジャズが、ディナータイムには懐メロが流れ、居心地の良い雰囲気を演出しています。
料理は、創業30年以上の「炭焼やきとり はな」のメンバーが手掛ける、鶏をベースとした濃厚なラーメンが中心です。看板メニューの一つである濃厚鶏そばは、コラーゲンたっぷりの濃厚鶏白湯スープが特徴で、黒と白の2種類があります。黒はスープの旨みを引き出す醤油ベース、白は素材の味を引き立てるまろやかな塩ベースです。また、移転後に登場し人気を集めているのが、京都の老舗節屋から仕入れるあご節を使った「あご出汁鶏そば」です。香り高いあご出汁とクリーミーな鶏白湯を合わせた一杯は、濃厚ながらもすっきりとした上品な味わいが楽しめます。麺はつるりとした喉ごしの良い中太麺で、スープとの絡みも良いと評判です。濃厚鶏つけめんや鶏まぜそば、さらには爆辛鶏そばといった辛さが特徴のメニューも提供されており、幅広い好みに対応しています。
ラーメンだけでなく、居酒屋メニューも豊富に揃えているのがこの店の大きな魅力です。和食で腕を磨いた料理人が作る料理は、お酒との相性を考えて工夫されています。特に、肉汁鶏餃子や定番の鶏唐揚げは多くのお客さんに支持されています。肉汁鶏餃子は、熱々にかぶりつくと香味野菜の香りと共に肉汁が口の中に広がるジューシーさが特徴です。鶏唐揚げは、下味がしっかりついており、ジューシーながらも歯ごたえのある鶏モモ肉を使用しています。他にも、希少部位を使ったまぐろのユッケやスタミナ串など、居酒屋定番メニューから創作料理まで多彩な一品料理が楽しめます。ドリンクメニューもビール、ハイボール、日本酒、焼酎、サワーなど幅広く取り揃えられています。
店内には30席が用意されており、テーブル席を中心に、カウンター席も備えています。個室や貸切利用はできませんが、全席禁煙で子供連れでの利用も可能です。予約も受け付けています。
サービス面では、LINEの友だち登録でお得な特典があったり、PayPayでの決済に対応しています。また、一部のお弁当や一品料理はテイクアウトが可能で、店舗から徒歩10分圏内であればデリバリーも行っています。さらに、肉汁鶏餃子は冷凍での販売もしており、自宅でも店の味を楽しむことができます。昼の時間帯も酒類の提供があり、昼飲みを楽しむことも可能です。ラーメン一杯での利用から、夜の居酒屋利用、〆のラーメンまで、様々なシーンで気軽に立ち寄れる「下町食堂 麺屋ばらいち」。濃厚な鶏そばや豊富な居酒屋メニューを求めて、多くの人が訪れています。