東京都中央区日本橋室町に位置する「鉄板焼 東洋」は、地下鉄三越前駅からほど近く、A1、A3出口から徒歩約1分、A4出口やA6出口からも徒歩数分というアクセス便利な場所にあります。JR総武本線新日本橋駅や東京メトロ東西線日本橋駅からも徒歩圏内です。昭和初期に日本橋白木屋前に甘味処として創業して以来、パーラー、洋食屋と形を変えながら、半世紀以上にわたりこの地で鉄板焼きを提供し続けている老舗です。戦後復興期を経て、洋食が人気となる時代の流れに合わせて業態を変化させてきた歴史を持ち、現在もその味を守り続けています。
店内は落ち着いたアットホームな雰囲気で、目の前の鉄板で調理される様子を見ながら食事を楽しめるのが特徴です。カウンター席では、シェフの手捌きや食材が焼き上がる音、香りを五感で感じることができ、ライブ感あふれる食事体験ができます。テーブル席も用意されており、グループやカップルでもゆったりと過ごすことができます。個室の有無については確認できる情報がありません。
提供される料理の中心は厳選された黒毛和牛を使用した鉄板焼きです。徳島産の阿波牛や九州産の宮崎牛、尾崎牛など、産地直送で仕入れたA5ランクの特選黒毛和牛を使用しており、肉本来の旨味を味わえるのが自慢です。ステーキの他にも、新鮮な魚介類や旬の野菜も鉄板で丁寧に調理されます。
ランチタイムには、手頃な価格で楽しめる定食メニューが充実しています。じゅうじゅう焼き定食や若鳥ピリ辛定食、豚肉生姜焼き定食、ミックスグリル定食といったメニューがあり、価格帯は1,000円台から用意されています。ランチの定食にはミニサラダ、ライス、お新香、味噌汁が付き、ライスはお代わりが無料というサービスもあります。特にじゅうじゅう焼きは、牛肉と玉ねぎを秘伝の味噌ベースの甘辛いタレで香ばしく焼き上げた人気のメニューで、ご飯が進む一品として多くの人に支持されています。豚肉生姜焼き定食は厚切りの豚肉が使用されており、柔らかく美味しいと評判です。サービスステーキ定食もランチメニューとして提供されており、黒毛和牛をリーズナブルに味わうことができます。
ディナータイムには、特選黒毛和牛や伊勢海老、活あわびといった高級食材を堪能できるコース料理が複数用意されています。価格帯はコースによって異なりますが、一人あたり1万円を超えるものが中心となります。アラカルトメニューやワインリストも充実しており、料理に合わせて選ぶ楽しみもあります。
誕生日など特別な日の利用にも対応しており、予約時に相談が可能です。決済方法としては各種キャッシュレス決済、PayPayも利用できるようです。老舗ならではの確かな技術と、厳選された食材による本格的な鉄板焼きを、ランチやディナーで気軽に、あるいは特別な機会にゆっくりと味わえるお店です。創業から受け継がれる味と、目の前で繰り広げられる調理のライブ感が魅力と言えるでしょう。