東京都千代田区岩本町に位置する「北出食堂」は、NYブルックリンのレストランの姉妹店としてオープンした、「BARのある食堂」をコンセプトにしたお店です。JR総武本線 馬喰町駅から徒歩約4分、東京メトロ日比谷線 小伝馬町駅から徒歩約4分から6分、都営新宿線 岩本町駅からは徒歩約7分と、複数の駅からアクセスしやすい場所にあります。かつて工場だった場所をリノベーションしたという店内は、NYブルックリンの工場をイメージした、スタイリッシュながらもナチュラルでリラックスできる空間が広がっています。木材、コンクリート、スチールが調和した内装は、洗練された雰囲気を持ちながらも気取らずに過ごせる心地よさがあり、まるで海外の食堂にいるかのような非日常感を味わえます。
「北出食堂」では、「NO MSG、NO GMO」(化学調味料、遺伝子組み換え作物不使用)を掲げ、安心・安全で手作りの料理を提供することにこだわりを持っています。看板メニューは、NYで修行経験のある店主が作る本格的なタコスです。コーン100%の自家製トルティーヤは毎朝手作りされており、その熱々でもちもちとした食感がタコスの美味しさを一層引き立てます。タコスの具材はバラエティ豊かで、ビーフ、チキン、ポーク、ラムクミン、チポトレシュリンプ、パクチーシュリンプといった定番から、シメサバやテンペカツ、マッシュルームといった日本の食材を取り入れた「東京のメキシカン」と称されるオリジナリティ溢れるものまで、常時数種類が用意されています。お好みの具材を2種類選べるタコスプレートは2,400円で提供されており、追加のトルティーヤは1枚66円で注文可能です。タコスの他にも、野菜たっぷりのサラダや、トルティーヤチップス、フライドポテト、唐揚げ、ケサディーヤといった前菜、さらにはハラミカットステーキやラムチョップなどの肉料理も楽しめます。カレーも提供しており、色をテーマにしたユニークなカレーや、日本の食材を取り入れたシーズナルメニューも登場します。ドリンクメニューも充実しており、オリジナルのハーブティーやモヒート、カクテルのほか、メキシカンビール、自然派ワイン、日本酒、焼酎など、幅広いラインナップが揃っています。予算はランチがおよそ1,100円から1,400円、ディナーがおよそ4,000円から5,000円が目安です。ディナータイムには、人気のメニューを組み合わせたコースも複数用意されています。
店内は総席数36席で、1階にはカウンター席とテーブル席、2階には10名から18名程度で囲める大きなテーブル席があります。個室はありませんが、2階の大きなテーブル席は12名程度から貸切での利用も可能です。大人数での貸切については直接店舗への問い合わせが必要です。全席禁煙となっていますが、店外に灰皿が設置されています。ソファ席や座敷、掘りごたつ、テラス席はありません。
特別なサービスとして、誕生日や記念日などのお祝いには、事前に相談すればバースデープレートの用意が可能です。また、ペット同伴も可能な席があり、大切なペットと一緒に食事を楽しむことができますが、席数に限りがあるため事前に店舗に連絡が必要です。愛犬用のメニューはありません。テイクアウトにも対応しており、多様なシーンで利用できます。メニューに関しては、ベジタリアンやアレルギーへの対応も可能で、子供向けに辛さ抜きの調整もできるなど、利用者のニーズに合わせた配慮がされています。お子様連れでの入店も可能で、乳児や未就学児、小学生も利用でき、ベビーカーでの入店も可能です。支払い方法については、各種クレジットカード(VISA、Mastercard、Amex、Diners、JCB)や電子マネー(楽天Edy、Suica、PASMO、nanaco、ICOCA、iD、QUICPayなどの交通系電子マネー)、QRコード決済(PayPay)が利用できます。インボイス対応の領収書発行も可能です。Wi-Fiや駐車場はありませんが、近隣にコインパーキングがあります。アットホームな雰囲気で、仕事帰りの利用はもちろん、友人や家族との食事、女子会など幅広いシーンで人気を集めている隠れ家的なお店です。