東京都豊島区南大塚にかつて存在した「酒と飯 とんかつ あき山」は、東京メトロ丸ノ内線の新大塚駅から徒歩約1分、JR山手線の大塚駅からも徒歩約6分というアクセスしやすい立地にありました。また、バスの停留所「新大塚」も目の前に位置していました。この店舗は、昼と夜とで異なるスタイルを持つ点が特徴の一つでした。昼の時間帯には、店内で定食メニューを提供するとともに、店頭でのワンコイン弁当や揚げ物、お惣菜の販売も行っていました。夜になると、大衆酒場の雰囲気に変わり、様々な揚げ物やおつまみ、そしてドリンクが提供されていました。
メニューはとんかつを中心としつつも、多彩な offerings がありました。ランチタイムには、三元豚のロースカツ定食やヒレカツ定食、唐揚げ定食、北海道男爵コロッケ定食などが提供されており、比較的リーズナブルな価格設定でした。特に三元豚ロースカツ定食はこだわりの一品とされていました。また、一部の定食ではご飯やキャベツの千切りがおかわり無料となっており、セルフサービスで提供されていました。昼のおすすめ定食として日替わりメニューもあり、秋刀魚の開き定食や牡蠣フライ定食、チキン南蛮定食、ロースカツカレーなど、様々な内容が登場していたようです。店頭で販売されていた揚げ物としては、鶏唐揚げや牛肉コロッケ、メンチカツ、ロースカツ、ヒレカツなどがあり、気軽に立ち寄って購入できるスタイルでした。
夜のメニューでは、揚げ物以外にもスパイシー羊串焼きや焼キャベツの塩辛バター、純レバー、ごろごろ豚肉の玉子炒飯、下町東京醬油ラーメン、旨辛豚玉キムチ炒めなど、居酒屋らしいおつまみメニューが豊富に揃っていました。ドリンクメニューには、金宮一升瓶のボトルキープや飲み放題メニューもあり、とんかつを肴にお酒を楽しむこともできるようなラインナップでした。
店内の座席は、カウンター席とテーブル席があり、全体で26席ほどの規模でした。カウンター席も設けられていたため、一人でも立ち寄りやすい雰囲気でした。子供連れでの利用も可能で、ベビーカーでの入店もできたようです。サービス面では、前述のご飯・キャベツおかわり無料のほか、有料ですがセルフのアイスコーヒー飲み放題も提供されていました。また、テイクアウトやデリバリーにも対応していた時期がありました。お店のオーナーの名前が「あき山」さんだったことも、店名の由来の一つとされています。オープンは2021年9月16日でした。