東京都千代田区神田美倉町に位置する中華料理 十八番は、JR新日本橋駅8番出口から徒歩およそ3分から5分、東京メトロ日比谷線小伝馬町駅からは徒歩およそ5分から8分、そしてJR神田駅からは徒歩およそ5分から9分と、複数の駅からアクセスしやすい場所にあります。昭和通りに面した立地にあり、赤いテントが目印の外観は昔ながらの町中華の雰囲気を醸し出しています。店内もまた、調理の香りが漂う親しみやすい空間です。オフィス街にありながらも、地域に根差した本格的な中華料理を提供しており、そのボリュームとリーズナブルな価格で人気を集めています。
ランチタイムはおおよそ1,000円以内で、ディナータイムは概ね3,000円以内の予算で食事が楽しめます。メニューは麺類、定食、一品料理と幅広く揃っています。特に、ラーメンとミニカルビ丼がセットになったカルビ丼・ラーメン(1,100円)や、コクのあるスープともちもちとした細麺が特徴のニラソバ(950円)などが提供されています。チャーハン(750円/780円)はしっとりとした仕上がりで、大盛りにするとかなりのボリュームがあり、味付けは軽やかでありながらも、刻まれたチャーシューやたけのこ、人参などが食感のアクセントになっています。定食類では、回鍋肉定食(1,000円)や油淋鶏定食(950円)、麻婆豆腐(800円/850円)や青椒肉絲(930円/950円)といった定番メニューが揃い、特に麻婆豆腐は絹ごし豆腐を使用し、しっかりとした辛さがありつつも食べやすい味付けとされています。一品料理には餃子(450円)やしそ餃子(500円)、砂肝の黒コショウ炒めなどがあり、テイクアウトも可能です。ドリンクメニューにはビール、日本酒、焼酎、ウイスキー、紹興酒が用意されています。
総席数は36席と比較的ゆったりとしていますが、個室や座敷、掘りごたつ席、カウンター席、ソファ席はありません。テーブル席が主体となっており、一部情報では2名掛けが3卓と4名掛けの席があるとのことです。貸切も可能で、20名から36名程度で利用できるため、会社の宴会などにも適しています。特別なサービスとして、2時間の飲み放題付きコースや、男性3,300円、女性2,980円で楽しめる食べ飲み放題コースが用意されています。決済方法については、PayPayでの支払いに対応しており、VISAカードも利用可能です。ランチタイムは禁煙、ディナータイムは全席喫煙可とされています。店内では感染症対策として、入口での消毒液設置やテーブルごとの仕切り、従業員のマスク着用、換気などが実施されています。かつてBS-TBSの「町中華で飲ろうぜ」で紹介されたこともあり、そのアットホームな雰囲気と提供される料理の確かな味で、地域住民や近隣のオフィスワーカーに長年愛されている一軒と言えるでしょう。オーナーシェフが腕を振るう店内仕込みの料理は、どこか懐かしくも確かな満足感を提供してくれます。