東京都港区新橋3丁目2-2、第一一美ビルの地下1階に位置する「檸檬屋」は、新橋エリアで長年にわたり営業を続ける広島風お好み焼きと地酒の専門店です。JR新橋駅の烏森口からは徒歩およそ3分から4分、都営三田線内幸町駅のA1出口からは徒歩およそ3分、地下鉄新橋駅からも同様に徒歩およそ3分という利便性の高い立地にあります。少し足を延ばせば、虎ノ門ヒルズ駅のB4出口からも徒歩およそ7分でアクセス可能です。バスを利用する場合も、「西新橋一丁目バス停」から徒歩およそ3分とアクセス至便です。
この店では、広島の味を大切にした昔ながらの広島風お好み焼きを看板メニューとしています。麺はそばとうどんを選ぶことができ、ボリューム満点のお好み焼きを提供していました。お好み焼きの他にも、鉄板で調理される熱々の鉄板焼きメニューが20種類以上用意されており、お好み焼きと合わせて楽しむことができました。さらに、お酒のおつまみにも最適な一品料理も各種取り揃えていました。具体的なメニューとしては、アスパラベーコン巻や広島菜のキムチといった人気の品や、イカ天入のお好み焼き、ニラ玉炒め、ソーセージ盛、焼き牡蠣などが挙げられます。価格帯は、お好み焼きが730円や750円程度から、一品料理も手頃な価格で提供されていました。
豊富なドリンクメニューも「檸檬屋」の魅力の一つでした。定番のビールやサワー、ウイスキー、焼酎、ハイボール、ワイン、ソフトドリンクなどに加え、広島の地酒を豊富に取り揃えていたため、お好み焼きと共に広島の銘酒を味わうことができました。かつては2.5時間の飲み放題付きコースも提供しており、日本酒とワインを除くドリンクが飲み放題の対象となっていました。ディナータイムの平均予算は3,000円程度で、仕事帰りの一杯や友人との食事、宴会など、様々な用途で利用されていました。
店内は総席数50席を有し、お客様の人数やシーンに合わせて選べる複数のタイプの席が用意されていました。一人や少人数での利用に適したカウンター席では、調理の音や香りを間近に感じながら食事を楽しめます。テーブル席は複数名での利用に便利で、会社帰りの同僚との飲み会や家族での食事にぴったりです。また、掘りごたつ式の座敷席もあり、こちらは最大24名まで収容可能で、ゆったりと寛ぎながら宴会を楽しむことができました。店舗全体の貸切にも対応しており、30名から50名程度の規模での利用が可能でした。ただし、プライベートな空間となる個室、ゆったりと座れるソファ席、開放的なテラス席はありませんでした。
お客様へのサービス面では、来店特典としてクーポンが利用できる場合があり、お店の味を自宅でも楽しめるテイクアウトサービスも提供していました。お子様連れのお客様も歓迎しており、事前に連絡することでスムーズな案内を受けることができました。支払い方法についても、PayPayをはじめとするQRコード決済や主要なクレジットカード(VISA、Mastercard)に対応しており、現金以外の支払い手段も利用可能でした。衛生面では、感染症対策として、店内に消毒液が設置され、テーブルや席間隔の調整、従業員のマスク着用、手洗いや消毒、うがい、そして店内の換気といった取り組みが行われていました。また、お客様にも体調不良時の入店自粛や混雑時の入店制限への協力が呼びかけられていました。
「檸檬屋」の過去の営業時間は、月曜日から金曜日がランチタイム11時30分から13時30分、ディナータイム17時から23時(ラストオーダー22時)でした。土曜日は17時から20時までのディナー営業でしたが、不定休の場合があったため事前の確認が推奨されていました。定休日は日曜日と祝日、および年末年始でした。電話での予約は13時以降に受け付けていました。
現在、「檸檬屋」は店内改装のため休業中です。再開の目途については、現時点ではまだ公表されていません。新橋の地で長年愛されてきた広島風お好み焼きと鉄板焼き、そして広島の地酒を再び楽しめる日が待ち望まれます。