JR山手線大塚駅北口から商店街の中央を歩いて約3分、都電荒川線巣鴨新田停留場からは徒歩およそ3分、空蝉橋通り北交差点の角に位置する「マルキク矢島園 まんずCafe」。昭和30年創業の老舗日本茶専門店「マルキク矢島園」の2階に、古民家を改装して開かれた隠れ家のようなカフェです。店名の「まんず」は、店主の奥様の出身地である秋田県の「まんずまんず、よく来てけだなぁ〜!(まぁまぁ、よく来てくれましたね)」という歓迎の言葉に由来しており、誰もが気軽に立ち寄れる温かい空間を目指しています。店内には黒電話やけん玉といった昔懐かしい小物が飾られ、昭和の暮らしを感じさせる壁や柱には子供たちの落書きがそのまま残されており、訪れるとまるでタイムスリップしたかのようなノスタルジックな雰囲気に包まれます。窓からは街路樹の緑を眺めることができ、心地よい時間が流れる居心地の良さが魅力です。席数は合計10席で、個室やソファ席、座敷も用意されており、多様なシーンに対応可能です。中学生以上のお子様連れも利用できます。
ドリンクメニューには、日本茶専門店ならではのこだわりのお茶が並びます。世界農業遺産に認定された「茶草場農法」から生まれたお茶や、静岡の茶工場と共同開発したという「緑茶deアールグレイ」は、ベルガモットの香りが心地よく、日本茶の渋みが苦手な方でも飲みやすいと評判です。夏はもちろん、一年中楽しめる天然氷のかき氷も人気で、抹茶ミルクやかき氷抹茶などがあります。濃厚な抹茶ソフトクリームも提供しており、春には季節限定の桜ソフトも登場します。デザートには抹茶パフェをはじめ、キャラメルバニラやチョコ&バニラのパフェがあり、それぞれ手頃な価格で楽しめます。1階の茶葉販売スペースでは、テレビで何度も紹介された人気の「冷凍焼き芋」も購入可能で、こちらは例年6月頃には完売してしまうほどの人気商品です。また、立ち飲みで楽しめるワンコイン(100円)のエスプレッソコーヒーも提供しています。
平均予算は500円から1500円程度となっており、気軽に立ち寄れる価格帯です。Wi-Fiが利用でき、クレジットカード(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)や各種電子マネー(Suica、PASMO、nanaco)、QRコード決済(PayPay、楽天ペイ、LINE Pay)にも対応しており、支払い方法が豊富です。テイクアウトも可能で、近隣であれば状況によってデリバリーも相談できます。アットホームな雰囲気の中で、店主ご夫妻との会話を楽しみながら、こだわりの日本茶やかき氷、スイーツを味わえる、大塚の隠れた名店です。テレビや雑誌など、様々なメディアでも紹介されており、地域住民だけでなく遠方から訪れる人々にも愛されています。