銀座駅B5出口から徒歩約3分、または東京メトロ各線銀座駅から徒歩4分の場所に位置する「Bar 七曲署」は、東京都中央区銀座7-8-1 丸吉ビル4Fに店舗を構えるバーです。ビルの4階にあり、知らないと通り過ぎてしまいそうな隠れ家のような雰囲気を持っています。
店名の通り、往年の刑事ドラマ「太陽にほえろ!」をコンセプトにしたユニークな世界観が特徴です。店内は、ドラマに登場する七曲署の雰囲気を再現しており、警察署のような内装が施されています。制服姿の店員が出迎えてくれることもあり、まるでドラマの世界に入り込んだかのような体験ができます。特に、取調室を模したテーブル席が用意されており、この席で飲食を楽しむことが可能です。カウンター席は6席あります。店内には刑事ドラマに関連するグッズが置かれており、ファンにとっては魅力的な空間と言えるでしょう。
この店の大きな名物となっているのが「カツ丼」です。バーでありながら本格的なカツ丼を提供しており、そのクオリティは多くの口コミで高く評価されています。カツ丼はグッチ裕三氏監修によるもので、老舗精肉店から仕入れた黒豚リブロースを使用しています。揚げたてのサクサクとしたカツと、ふわふわの卵が特徴です。通常のカツ丼とは異なり、煮込まないスタイルで、ご飯の中にはシソやゴマ、刻み海苔が混ぜ込まれており、独特の風味と食感が楽しめます。ランチタイムに限定で提供されていた時期もありましたが、現在はバータイムでの提供が中心のようです。価格は「七曲署のヘソ曲がりカツ丼」が2,000円との情報があります。
ドリンクメニューは、ジャパニーズウイスキーを中心に国産のお酒にこだわっており、約100種類のジャパニーズウイスキーが用意されています。棚ごとに価格帯が分かれているなど、分かりやすい料金設定がされているようです。カツ丼とジャパニーズウイスキーという珍しい組み合わせを楽しむこともできます。フルーツを使ったお酒も提供されています。
席数はカウンター席が6席と、取り調べ机が2つあるテーブル席があり、合計14席との情報があります。全面喫煙可のようです。平均予算は、夜のバー利用で7,000円程度、昼間にカツ丼を提供していた時期には3,000円程度という情報も見られます。
「Bar 七曲署」は、その独特なコンセプトと本格的なカツ丼、豊富なジャパニーズウイスキーの品揃えで、地元銀座の人々やドラマファン、そして美味しいカツ丼を求める人々に知られています。特別な空間でこだわりの一杯や食事を楽しみたい場合に選択肢となるでしょう。