東京都大田区西糀谷に位置していたDOPPI’OROは、京急空港線の大鳥居駅から徒歩約6分、糀谷駅からは徒歩約7分の場所にありました。環八通り沿いにあり、コンクリート造りの建物におしゃれな猫とサックス奏者の看板が目印でした。 店内は12席のこぢんまりとした空間で、カウンター席が4席と4名掛けのテーブル席が2席配置され、落ち着いた雰囲気が特徴でした。 個室の用意はありませんでした。
このレストランのコンセプトは「手打ちパスタでワインを呑む」というもので、イタリア各地の郷土料理をベースに、日本の旬の食材を取り入れたオリジナルの手打ちパスタを提供することに力を入れていました。 特に詰め物パスタにこだわりがあり、多様な包み方や彩り豊かな見た目のパスタが楽しめました。 例えば、麦の穂のような形をしたサルディーニャの伝統パスタ、クルルジョネスや、北イタリア・ピエモンテ州の郷土料理である詰め物パスタ、アニョロッティなどがメニューに見られました。 また、マントヴァ風カボチャのラビオリや、本場ローマでショートパスタが使われることも多いリガトーニとホワイトアスパラのカルボナーラ、さらにはスラブ料理の影響を受けたフリウリ風ロールキャベツ「ランバシッチ」といった、珍しいパスタ料理も提供されていました。 パスタ以外にも、生ハムやサラミ、冷菜の盛り合わせなどのアンティパストや、トマトベースのスープなども提供されていました。
料理との相性を考えて選ばれたドリンクメニューも充実しており、特にワインにはこだわりが見られました。 オレンジワインや自然派ワイン、季節限定のスパークリングワインなど、他ではあまり見かけないようなレアなワインも楽しむことができ、新たな美味しさとの出会いがある場所でした。 ビールもデンマークのラガービールやベルギーのホワイトビールなどが提供されていました。 食後のデザートとしてチョコレートブラウニーとエスプレッソなども提供されていました。
提供されるメニューにはコースもあり、おまかせパスタコースやスタンダードコースが用意されていました。 ランチタイムは、食べログによると1,000円から1,999円程度、Yahoo!マップによると2,000円程度の価格帯で、ディナータイムは食べログ、Yahoo!マップともに5,000円から5,999円程度の価格帯でした。 ランチタイムは外からの光が差し込む明るい雰囲気で、ディナータイムは心地よい照明の下、落ち着いたムードの中で食事が楽しめました。
特別なサービスとして、誕生日などの際にバースデープレートでお祝いに対応することが可能でした。 また、英語のメニューも用意されており、海外からの利用者への配慮も見られました。 子供連れでの利用も可能で、乳児、未就学児、小学生も入店できましたが、未就学のお子様については19時が最終入店時間と定められていました。 店舗の外であれば通行の妨げにならないように配慮すれば喫煙も可能でした。 クレジットカードやPayPay、d払い、楽天ペイといったQRコード決済も利用できました。 DOPPI’OROという店名はイタリア語で「ダブルゴールド」を意味するとのことでした。