東京都墨田区向島に位置する「江戸蕎麦 僖蕎」は、江戸時代から花街として栄える向島に佇む蕎麦店です。東武スカイツリーライン、東武亀戸線、都営浅草線、東京メトロ半蔵門線の各線曳舟駅または押上駅から徒歩約10分の場所にあり、都営バスや京成タウンバスの向島二丁目停留所からも徒歩圏内です。賑やかなエリアから少し離れた、落ち着いた環境にあります。
店名には、日本の伝統色である「桔梗色」と「人を喜ばせる」という想いが込められており、古き良き日本の和食の伝統と江戸の粋を大切にしています。長年和食に携わってきた職人が、厳選した蕎麦粉を使用し、丁寧に手打ちしています。蕎麦は、茨城県産のブランド品種である常陸秋そばを中心に、風味豊かな自家製九一蕎麦を提供しており、厚削りのかつお節を使用した辛めのつゆで味わう江戸前のスタイルで楽しめます。季節によっては、新茶や柚子を練り込んだ蕎麦も提供されることがあります。
メニューは、自家製蕎麦に加え、旬の素材を活かした一品料理も豊富に揃っています。昼の献立としては、蕎麦と和惣菜が楽しめる「舞」、蕎麦、和食惣菜、季節の天ぷらが付いた「雅」、蕎麦、和食惣菜、お造り、天ぷらが付いたミニ懐石の「艶」などがあります。 温かい蕎麦、冷たい蕎麦ともに用意されており、せいろ蕎麦やかけ蕎麦といった定番から、鴨せいろ、大海老天せいろ、胡麻担々冷蕎麦などのメニューも人気です。 一品料理には、大海老の天ぷら、鴨あい焼き、出汁巻き玉子、産直〆鯖、厚切り牛タン、国産うなぎ白焼きなどがあり、蕎麦前として豊富な地酒とともに楽しむことができます。 コース料理も用意されており、「言問」、「僖蕎」、「蕎香」といった名称のコースがあり、自家製蕎麦と旬の素材を使った料理を組み合わせた懐石料理を味わうことができます。 価格帯は、ランチが1,000円台から、ディナーは4,000円台からとなっています。
店内は、落ち着いた清潔感のある洗練された空間で、カウンター席とテーブル席があります。カウンター席では、職人の手仕事を見ながら食事を楽しむことができます。 2階にはテーブル個室が2室あり、4名から6名で利用できるほか、2階フロア全体の貸切も可能で、着席時には最大30名、立食時には最大40名まで対応可能です。個室は家族の食事や接待、お祝いの席などにも利用されています。
特別なサービスとしては、お祝いやサプライズの対応が可能であること、テイクアウトができることなどが挙げられます。 また、子供連れでの利用も可能で、子供用の椅子やベビーカーでの入店も対応しています。 料理を彩る器にもこだわり、全て特注品を使用しています。