カンキツノモリ

東京都文京区向丘に位置していた「カンキツノモリ」は、東京メトロ南北線東大前駅の1番出口から歩いて約1分という非常に便利な場所に店舗を構えていました。東京大学農学部前の信号を渡ってすぐの向丘一丁目店舗の1階にあり、電車でのアクセスが大変良好でした。また、東京メトロ千代田線根津駅からも徒歩約10分程度で到着することができました。この店舗は、店名の通り柑橘類を積極的に料理に取り入れた創作料理の専門店として運営されていました。洋食やイタリアン、ヨーロッパ料理、さらには無国籍料理のエッセンスを取り入れた多様なメニューを提供しており、柑橘の爽やかさや香りを活かしたオリジナリティ溢れる料理が特徴でした。食材としての柑橘を余すところなく活用し、様々な料理に組み合わせることで食品ロス削減にも貢献するという、サステナブルな取り組みも行われていました。店内はオシャレで落ち着いた雰囲気に設えられており、ゆったりと食事の時間を過ごせる空間でした。総席数は15席程度と小規模ながらも、カウンター席や2名掛けのテーブル席、そして座り心地の良いソファ席が配されており、様々なシーンに対応できました。残念ながら個室の設備はありませんでしたが、最大で20名程度までの貸切利用が可能でしたので、小規模な集まりなどにも対応できました。店内は全席禁煙でした。提供されていたメニューの価格帯は、ランチタイムがおよそ1,000円から2,000円程度、ディナータイムはコース料理のみで5,000円から6,000円程度の予算でした。ランチメニューには、季節の野菜と柑橘を使った彩り豊かなサラダや、温かいスープがセットになったプレート料理が数種類ありました。また、柑橘の風味が香るパスタや、オリジナルのカレー、ヘルシーなサラダランチなども提供されており、ランチタイムでも専門店の味を気軽に楽しむことができました。特に、レモン塩麹など柑橘を使用した特製ソースで味わう唐揚げ弁当は、テイクアウトメニューとしても人気を集めていました。ディナータイムは完全事前予約制で、1日1組限定で提供されるコース料理のみでした。このコース料理では、予約時にアレルギーや苦手な食材を事前に伝えることで、可能な範囲で内容を調整してもらうことができ、お客様一人ひとりに合わせた柔軟な対応を受けることができました。小さなお子様連れのお客様も利用しやすいように配慮されており、店内にはキッズスペースが完備されていたほか、お子様向けのメニューも用意されていました。また、ベビーカーのまま入店することも可能でした。誕生日や記念日などの特別な日のお祝いやサプライズの相談にも対応しており、思い出に残るひとときを演出することができました。店内での飲食だけでなく、テイクアウトやデリバリーサービスも行っており、様々な場面でカンキツノモリの料理を味わう機会が提供されていました。店内では無料Wi-Fiも利用可能でした。支払い方法については、各種主要クレジットカード（VISA、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club）が利用できたほか、Suicaなどの交通系電子マネーを含む各種電子マネー、PayPay、d払い、au PAYといったQRコード決済にも対応しており、幅広い決済手段が利用できました。しかしながら、カンキツノモリは2023年3月19日をもって閉店いたしました。柑橘をテーマにしたユニークな料理と、きめ細やかなサービスを提供していた店舗でした。