東京都葛飾区東金町に位置する「麺屋 綴（つづり）」は、JR常磐線金町駅北口から徒歩およそ5分、京成金町線京成金町駅からは徒歩およそ8分の場所にあります。白を基調とした清潔感のある外観が目印で、店内も明るく落ち着いた雰囲気です。ジャズが流れるおしゃれな空間で、女性一人でも気軽に立ち寄れるとされています。席数はカウンター席が7席、4名掛けのテーブル席が2卓あり、合計15席が設けられています。個室やソファ席はなく、全席禁煙となっています。予約は受け付けていません。支払い方法としては、カード、電子マネー、QRコード決済は利用できませんが、適格請求書（インボイス）の発行に対応しています。子供連れでの利用も可能で、ベビーカーでの入店や車椅子での入店もできる設備が整っています。
麺屋 綴の最大の特徴は、徳島県産の高級地鶏「阿波尾鶏」を贅沢に使用したスープです。大量の阿波尾鶏の鶏ガラを丁寧に下処理し、数種類のハーブや野菜と共に長時間じっくりと煮込むことで、鶏の旨味を凝縮させながらも臭みのない上品なスープに仕上げています。このスープをブレンダーで丁寧に泡立てることにより、まるでカプチーノのようなきめ細やかでクリーミーな口当たりを実現しています。濃厚でありながらも重すぎず、さっぱりとしていてまろやかな味わいが特徴です。麺は全粒粉入りの低加水細ストレート麺を使用しており、スープとの絡みが良く、パツパツとした歯切れの良い食感が楽しめます。
メニューは主に4種類のラーメンが軸となっています。「ぷちぷち白湯そば」は、鶏白湯スープにとびっ子がたっぷりと乗せられており、その名の通りプチプチとしたユニークな食感が特徴で、メディアにも取り上げられたことがあるおすすめの一品です。〆に残ったスープにご飯を入れて楽しむ「ぷちぷち雑炊」も人気とされています。価格は1,080円で、特製は1,380円です。「白の鶏そば」は、自慢の鶏白湯スープをシンプルに味わえるメニューで、塩味と醤油味があります。塩味のかえしにはフランス産100％天然の天日塩を使用しており、まろやかな塩味とほのかなハーブの香りが鶏の風味を引き立てます。価格は880円で、特製は1,180円です。「濃厚煮干しそば」は、濃厚な鶏白湯スープに煮干しの風味を加えた一杯で、醤油味のみ提供されています。低温で長時間かけて抽出した煮干し出汁と鶏白湯のマリアージュが楽しめます。価格は880円で、特製は1,180円です。「昔ながらの中華そば」は、阿波尾鶏と魚介の出汁を合わせた、懐かしさの中に新しさを感じる一杯で、塩味と醤油味があります。麺は中華そば用のちぢれ麺を使用しています。価格は830円で、特製は980円です。
サイドメニューとしては、「極上レアチャーシュー丼」があります。15時間かけてじっくりと低温調理された自家製レアチャーシューは、やわらかくジューシーで、多くのユーザーにおすすめされています。価格は320円です。その他にも、替え玉や味玉、ばら海苔などのトッピングも豊富に用意されています。卓上には柚子胡椒や塩ダレ、醤油ダレなどが用意されており、味の変化を楽しみながら自分好みに調整することも可能です。
営業時間は通常、月曜日から日曜日、祝日、祝前日、祝後日ともにランチタイムが11:30から15:00まで（ラストオーダーは14:45または15:00）、ディナータイムが17:30から22:00まで（ラストオーダーは21:45または23:30）ですが、一部の情報では深夜0時まで営業しているという記載も見られます。定休日は不定休とされています。Uber Eatsでのデリバリーや持ち帰り限定のメニューも提供しており、自宅でも麺屋 綴の味を楽しむことができます。また、SNSフォロワー限定メニューが不定期で開催されたり、定期的に永久トッピング無料券が配布されているといった情報も見られます。
麺屋 綴は、こだわりの阿波尾鶏スープと個性的なメニューで、金町エリアにおけるラーメン店の選択肢の一つとして挙げられます。高品質な素材と丁寧な調理によって生み出される一杯は、ラーメン愛好家はもちろん、普段あまりラーメンを食べないという方にも試してみる価値があるでしょう。清潔で落ち着いた店内で、じっくりとラーメンを味わいたい時におすすめのお店です。
