東京都世田谷区経堂に位置する「便箋喫茶」は、小田急小田原線 経堂駅から徒歩約5分の場所にある喫茶店です。東急世田谷線 宮の坂駅からは徒歩約12分、山下駅からは徒歩約16分でのアクセスも可能です。経堂農大通り商店街を進み、電信柱の看板を目印に脇道に入ったマンションの地下に位置しています。以前はバーだったという空間を改装しており、落ち着いた雰囲気の中でゆったりと過ごすことができます。
この喫茶店の最大の特徴は、「手紙を書く文化を残したい」というコンセプトのもと、店内で手紙を書くための便箋、封筒、ペン、マスキングテープ、シールといった文房具を自由に利用できる点です。常時40種類以上の便箋が用意されており、シンプルなものから個性的なデザイン、猫のイラストが入ったものまで多様な中から選ぶ楽しみがあります。便箋は3枚まで、封筒は1枚まで無料で利用できるという情報もあります。店内には手紙を書きやすいようにデスクランプが設置されたテーブル席や、プライベート感のある2人掛けのソファ席があります。また、本や漫画も置かれており、思い思いの時間を過ごすことができます。
メニューについては、ドリンクやお茶菓子の提供があり、薬膳ハーブティーもメニューに含まれています。食事に関しては、バスマティ米を使用したスパイスカレー、ホットサンド、フライドポテト、丼もの、おにぎりプレートなどがあります。ホットサンドはハムチーズ、低温調理ローストビーフ、豚しゃぶ、低温調理蒸し鶏、からあげ、平飼い卵、アチャールといった7種類があり、角切りサラダと昆布出汁のコンソメスープが付くという情報が見られます。口コミによると、ランチは1000円以下の予算で利用できるという情報や、飲み物、食事、スイーツがいずれも美味しいという感想が寄せられています。お酒の提供も行われています。
特別なサービスとして、有料でシーリングワックスの体験ができることが挙げられます。熱で溶かした蝋を使って封をするこの体験は、お店で一番人気という情報があります。また、「手紙ガチャ」というユニークなサービスもあり、300円で未知の誰かが書いた手紙をランダムに引き当てて読むことができ、一度だけ返事を書くことも可能です。自分自身に手紙を書くこともできるようです。店内にはレトロなポストが設置されており、これは本物ではなく、お客さんがお店への手紙や募金を入れるためのものです。
なお、2024年3月をもって現在の場所での営業を終了し、移転したという情報も見られますが、移転後の情報については確認できませんでした。木曜日が定休日であるという情報があります。