東京都文京区千駄木に位置する「SHOP&CAFE九州堂」は、千代田線千駄木駅から徒歩約2分から4分、JR山手線日暮里駅からは徒歩約10分の場所にあります。この店舗は、大分県出身の店主が九州各地を巡り、こだわりを持って選んだ食材や商品を扱っているセレクトショップ兼カフェです。九州の多様な風土や食材の豊かさを伝えることをコンセプトとしており、店内には九州各地から届けられる有機栽培や低農薬の野菜、肉、魚、調味料、地サイダー、菓子など、様々な商品が並びます。これらの商品は購入することも可能です。
併設されたカフェスペースでは、九州から産地直送される旬の食材を活かしたメニューを楽しむことができます。ランチタイムには、佐賀県多良岳山麓で育った牛の牛すじを使ったカレーや、宮崎名物のチキン南蛮、別府名物のとり天といった九州各地の名物料理をプレートや定食形式で提供しています。ランチメニューにはサラダやスープが付くことがあり、カレーには有機パクチーのトッピングも可能です。価格帯はランチでおおよそ980円程度からとなっています。また、九州各地のドレッシングを提供しており、気に入ったものがあれば購入も可能です。
カフェメニューとしては、佐賀県太良町にある「風の牧場」から直送される生乳を使ったソフトクリームが人気です。このソフトクリームは、化学乳化剤不使用でザラメを使用しており、濃厚ながらもさっぱりとした味わいが特徴とされています。季節によっては、旬のフルーツを使ったパフェも登場し、特に桃を丸ごと1個使用したパフェは期間限定で提供され、高い評価を得ています。ソフトクリームやかぼすソフトクリーム、玄米珈琲、赤しそジュース、九州地サイダーなども提供されています。一部のパフェは提供後10分が賞味期限とされています。
店内は木のぬくもりを感じる落ち着いた雰囲気で、都会の喧騒を離れてゆったりと過ごせる空間です。席に関する詳細な情報(個室やソファ席の有無など)については明確な情報が見当たりませんでしたが、カフェスペースが設けられています。
「SHOP&CAFE九州堂」は、九州の「おいしい」を東京で体験できる場所として、買い物だけでなく食事やカフェ利用も楽しむことができます。谷中銀座商店街からも近い立地で、散策の途中に立ち寄るのにも適しています。過去には建物の老朽化に伴い移転のニュースもありましたが、現在は文京区千駄木にて営業しており、テイクアウトも可能です。