東京都墨田区文花にある「スパイスカフェ」は、押上駅や京成曳舟駅から徒歩圏内に位置する隠れ家のようなレストランです。東京メトロ半蔵門線・都営地下鉄浅草線押上駅からは徒歩約9分から15分、京成押上線京成曳舟駅からは徒歩約11分と、複数の駅からアクセス可能です。都営バス上23系統を利用し「十間橋通り」バス停で下車して徒歩約2分でもアクセスできます。
この店は、築40年以上の古い木造アパートをセルフリノベーションした空間が特徴です。 オーナー自らが改装を手掛けたという店内は、木を多用したあたたかみのあるレトロな雰囲気に包まれており、都会の喧騒を忘れさせる落ち着いた空間が広がっています。 外観は蔦が絡まるなど古めかしい佇まいですが、一歩足を踏み入れるとこだわりの内装が楽しめます。 窓際の席からはお庭を眺めることもでき、席に小さなお花が飾られていることもあります。
提供される料理は、オーナーが世界各国を食べ歩き、特にインドで修行を積んだ経験から生まれた独自のスパイス料理です。カレーは煮込み料理という概念にとらわれず、素材の味をスパイスで引き出すことを追求しています。 ランチタイムにはインドスパイスをベースにしたオリジナルカレーを提供しており、数種類の日替わりカレーから選ぶことができます。 カレーはとろみが少なく、日本のカレーとは異なる味わいが特徴で、ご飯もルーに合わせてブレンドされたものが使われています。 ランチの平均予算は約1,500円から2,000円程度とされています。
ディナーは完全予約制のおまかせコースのみで、スパイスを楽しむ7皿の料理で構成されています。 旬の食材を取り入れ、毎月メニューが一新されるため、訪れるたびに新しいスパイス料理との出会いがあります。 コースはスパイス料理とワインのペアリングも楽しむことができ、フレンチのような美しい盛り付けや繊細な味わいの前菜、肉料理なども提供されます。 ディナーの予算は5,000円のコースや、ワインペアリング付きで11,000円のコースなどがあり、平均予算は約3,500円から8,000円程度とされています。
座席はテーブル席が中心で、ソファ席も用意されています。 総席数は20席または27席という情報があり、カウンター席や個室はありません。 貸切は可能で、20名から50名まで対応できる場合があるようです。 店内は全席禁煙となっています。
特別なサービスとしては、料理教室の開催や、自宅で店の味を再現できるスパイスセットやレトルトカレー、レシピ本などのオリジナル商品販売も行っています。 また、店内の一部をギャラリーとして若い芸術家に開放するなど、地域や文化に根差した活動も行っているようです。 お子様連れでの入店も可能で、Wi-Fiも利用できます。
スパイスカフェは、食べログの「カレー百名店」や「アジア・エスニック百名店」に複数回選出されるなど、高い評価を得ています。 その人気から特にランチタイムは混雑し、行列ができることも少なくありません。 予約はディナーのみ可能で、ランチは予約不可となっています。 支払方法としては、ランチタイム以外ではクレジットカードやQRコード決済(PayPayなど)が利用できる場合があります。