東京都中央区日本橋人形町に位置する「あまからくまから」は、多様なジビエ料理を提供する専門レストランです。東京メトロ日比谷線および都営浅草線の人形町駅A5出口から徒歩わずか1分という非常に便利な場所にあり、人形町交差点からも徒歩約30秒とアクセスしやすい立地です。 大川ビルの2階に店舗を構えており、ビルの1階には「くし長」があります。
「あまからくまから」は、熊、鹿、猪、鳥類など、新鮮で質の高いジビエ肉を使った料理を味わえる隠れ家的なお店として営業しています。 ジビエとはフランス語で野生鳥獣の肉を意味し、こちらではジビエに馴染みのない方でも楽しめるよう工夫された多彩なメニューを提供しています。 「駆除」を「恵み」へと繋げるという考えのもと、自然からの恵みであるジビエの命を大切にし、特別な料理として提供することをコンセプトとしています。
店内の空間は、間接照明が配された落ち着いた雰囲気で、まるで隠れ家のようです。 壁にはジビエに関連する写真や資料が飾られ、さらには小鹿やアナグマの毛皮なども配されており、訪れるゲストはジビエの世界観を感じながら食事を楽しむことができます。
提供される料理の中心はジビエを使った逸品で、炭火焼きやぼたん鍋、アラカルト、コース料理など幅広い選択肢があります。 中でも、滋養豊かとされるヒグマの炭火焼きは、日本に生息する肉食獣の中でも最強ともいわれ、特別な日や元気を出したい時におすすめの看板メニューの一つです。 また、猪肉を使った料理も人気で、特に熊本の熟練猟師が捕獲した高品質な猪肉を使用したぼたん鍋は格別とされています。 脂のりが良くジューシーなエゾシカのリブロース炭火焼も多くの人に選ばれています。 加えて、みかんを食べて育ったユニークな「みかん猪」を使ったぼたん鍋もメニューに登場することがあります。 アナグマのたたきも好評で、独特でありながらも甘みのある脂が特徴です。 この他にも、季節に応じて様々な種類のジビエが登場し、夏鹿やキョン、さらにはトドといった珍しいジビエの炭火焼きやたたき、エゾシカを使ったミートソースなど、多様なジビエ料理を単品でも味わうことができます。
客席は全部で20席が用意されています。 席の種類としては、2名用のテーブル席が1卓と、掘りごたつ式の個室が完備されており、4名用と8名用の部屋がそれぞれ1部屋ずつ用意されています。 これらの個室は落ち着いたデザインの半個室となっており、プライベートな空間でゆっくりと食事や会話を楽しむことができます。 カップルでのデートや、友人との会食、接待、さらには誕生日や記念日といったお祝いの席など、様々な用途で利用されています。 店内は全席禁煙となっています。
「あまからくまから」ならではの特別なサービスとして、誕生日のお祝いに対応してもらえることや、一部のコース料理ではアイヌ文化に由来する「チタタプ」という肉を刻む体験ができることがあります。 また、お料理コースを予約した場合には、お通し代や個室の利用料、深夜料金が免除されるというサービスも提供されています。
営業時間はディナータイムのみで、月曜日から土曜日および祝前日は17時から23時まで(料理・ドリンクのラストオーダーは22時)となっています。 日曜日と祝日は定休日です。 お食事の予算としては、一人あたり5,000円から10,000円程度が目安となります。 支払い方法については、VISA、Master、JCB、AMEXといった主要なクレジットカードが利用可能ですが、電子マネーでの支払いはできません。 席のみを予約した場合、お通し代が390円かかり、さらに22時以降の会計には深夜料金として10%が加算されます。
人形町駅からのアクセスも良く、落ち着いた隠れ家のような空間で、普段なかなか味わう機会の少ない貴重なジビエ料理を堪能できる「あまからくまから」は、食の新しい世界を発見したい方におすすめのお店です。熊や鹿、猪など、様々な種類のジビエが用意されており、それぞれの個性的な味わいを楽しむことができます。ジビエ初心者の方から、多様なジビエを体験したい方まで、幅広いニーズに応えてくれるでしょう。