JR有楽町駅中央口より徒歩約1分、東京メトロ有楽町駅D7b出口より徒歩約1分、東京メトロ銀座駅C9出口より徒歩約2分と、各線有楽町駅および銀座駅から非常にアクセスしやすい有楽町イトシアの地下1階フードアベニューに「東京カレー屋名店会 有楽町イトシア店」はあります。駅直結とも表現されるほどの至近距離に位置しており、悪天候の日でも気軽に立ち寄れる利便性の高い立地です。
この店舗は、都内の有名カレー店が複数集結し、それぞれの名店の味を一度に楽しめるというコンセプトを掲げています。カレー激戦区として知られる神田や銀座の名店の味を、有楽町という便利な場所で味わえるのが最大の特徴です。単に複数店舗のカレーを提供しているだけでなく、それぞれの名店の個性が光るカレーを、ワンプレートで食べ比べできる「コンボカレー」といった形で提供しており、カレーファンにとっては垂涎ものの企画と言えるでしょう。横濱カレーミュージアム閉館をきっかけに、ライバル関係にあった名店同士が協力し合って誕生したという背景も、この名店会の特徴の一つです。
提供されるメニューは、参加している名店の代表的なカレーや、東京カレー屋名店会オリジナルのカレーなど多岐にわたります。かつて参加していた店舗も含め、「エチオピア」のチキンカリーや野菜カリー、「デリー」のバターチキンやカシミールチキンカレー、「共栄堂」のスマトラ風ポークカレー、「ビストロ喜楽亭」の欧風ビーフカレー、「プティフ・ア・ラ・カンパーニュ」の欧風ビーフカレーなどが挙げられます。特に、「エチオピア」のチキンカリーは野菜をじっくり煮込み余分な油脂を使わない本格派で爽やかな口当たりが人気、「デリー」のカシミールチキンカレーは辛さの中にスパイスの風味と野菜のコクが感じられる激辛カレーとして知られています。「共栄堂」のスマトラ風ポークカレーは日本で唯一とも言われ、スパイスの味わいと深みのあるコクが特徴です。また、有楽町店で人気なのは、名店会のオリジナルメニューである「名店会ビッグチキンカツカレー」や「牛すじと野菜のカレー」といったメニューも挙げられます。ビッグチキンカツカレーは食べ応えのある大きなチキンカツが乗っており、オリジナルカレーソースは玉ねぎを使いつつバターで甘みとコクを出しています。牛すじと野菜のカレーは辛さ控えめで牛すじと彩り豊かな野菜が入っており、女性にも人気とされています。テイクアウト用のカレー弁当も提供されており、リーズナブルな価格で名店の味を持ち帰って楽しむことも可能です。メニューの価格帯は、コンボカレーが2,000円台後半、名店会オリジナルカレーや単店のカレーが1,000円前後からとなっており、利用シーンに合わせて選択できます。ランチ、ディナーともに利用しやすく、特にランチタイムは手早く食事を済ませたい人にも適しています。
店内はカウンター席が中心となっており、一人でも気軽に立ち寄りやすい雰囲気です。席数は15席程度と比較的小規模な店舗です。お一人での食事はもちろんのこと、友人や同僚とのランチなどにも利用できます。特別な個室やソファ席といった設備に関する情報は見られませんが、カウンター席で提供される効率の良いサービスは、忙しい合間の食事やサッと済ませたい時に便利です。
提供されるサービスとしては、多くのメニューに玉子スープがついてくる点が挙げられます。これは温かいうちにそのまま飲むのはもちろん、カレーの口休めとしても楽しめるサービスです。また、有楽町イトシアの駐車場サービス対象店舗となっており、イトシアでの買い上げ金額に応じた駐車料金の割引を受けることができます。現金以外にPayPayでの支払いが可能であるという情報も見られますが、利用可能な決済方法については来店前に確認するとよりスムーズでしょう。