東京都江東区亀戸に位置する「青森Souls」は、JR総武線 亀戸駅から徒歩およそ3分というアクセスしやすい立地にある青森料理専門店です。都内にいながらにして、本場青森の味と雰囲気を存分に堪能できる場所として知られています。
お店の最大の特徴は、地元青森から直送される新鮮な海の幸、山の幸をふんだんに使用した本格的な郷土料理の数々です。青森県産の旬の食材を活かした料理は、素材そのものの美味しさを引き出し、東京では珍しい青森ならではの味覚を提供しています。たとえば、大きなホタテの貝殻を鍋に見立てて作る、青森の代表的な郷土料理である貝焼き味噌は、ホタテの旨味が出汁に溶け込み、卵でふんわりと閉じた優しい味わいが人気です。また、青森県が馬肉の産地としても知られていることから、新鮮な国産の馬刺しや、希少な馬タテガミ刺しなども味わうことができます。こまいの生干し焼きや、干したタラをほぐして卵と和えるたらたまなど、通好みの青森の味も用意されています。さらに、嶽きみと呼ばれる糖度の高いとうもろこしの天ぷらや、十三湖産の濃厚なヤマトシジミ、時期によっては大間産の本マグロが入荷することもあり、青森の食の豊かさを実感できます。人気メニューの一つに、青森県産の真イカを使った一品もあります。
料理に合わせて楽しみたいドリンクも青森にこだわっています。青森県内各地の豊富な地酒を取り揃えており、中には「田酒」や「陸奥八仙」といった有名な銘柄から、その時期にしか味わえない限定酒まで、常時30種類以上が用意されていることもあります。日本酒以外にも、青森産の長芋やつくね芋を使った焼酎、りんごを使ったワインや果実酒、アップルブランデーなど、青森ならではのお酒も豊富に揃えられており、様々な角度から青森の味覚を堪能できます。
店内はアットホームで温かい雰囲気に包まれています。オーナーをはじめスタッフの方々は青森県つがる市出身で、時には津軽弁が飛び交い、まるで青森の田舎に帰ってきたかのような居心地の良さを感じさせます。店内には三味線のBGMが流れ、青森ねぶたや五所川原立佞武多、弘前ねぷたの映像が流れることもあり、視覚や聴覚からも青森を感じられる空間演出がされています。座席はカウンター席が4席とテーブル席があり、合計20席ほどの広さです。個室はありませんが、15名から20名程度の貸切も相談可能です。
ディナーの予算は一人あたり7,000円から10,000円程度となることが多いようです。予約時には貝焼き味噌を含むコースや、青森食材を盛り込んだ4,400円のコースなども利用できます。お通し代として別途600円がかかります。予約や入店時には、一人あたり2フード2ドリンク以上のオーダーが必須となる場合があります。支払いは現金の他、各種クレジットカード(VISA, Master, JCB, AMEX, Diners)や楽天ペイ、PayPayなどが利用可能ですが、クレジットカードや楽天ペイでの支払いには12,000円以上の会計が必要となる場合があります。店内は加熱式たばこに限り喫煙が可能で、紙巻たばこは禁煙です。専用駐車場はありませんが、近隣にコインパーキングがあります。なお、利用は15歳以上からのため、小さなお子様連れでの来店は難しい場合があります。誕生日などのお祝いやサプライズにも対応してもらえることがあり、2時間半以上の宴会利用も可能です。
東京にいながらにして、青森の新鮮な食材を使った美味しい料理と豊富なお酒、そして温かい人情に出会える「青森Souls」は、青森出身者にとっては故郷を懐かしむ場として、そうでない人にとっては青森の魅力を深く知ることができる貴重な一軒と言えるでしょう。