下北沢駅から徒歩約5分から7分のところに位置する「TauLa」は、本格的なスペイン料理と自然派ワインが楽しめるレストランです。京王井の頭線の下北沢駅西口や小田急小田原線の下北沢駅からアクセスが可能で、駅前の賑わいから少し離れた落ち着いたエリアにあります。閑静な鎌倉通り沿いにあり、温かみのある灯りが目印となる隠れ家のような佇まいです。
店名はカタルーニャ語で「食卓」を意味し、その名の通り、温かく居心地の良い空間でスペインの豊かな食文化を体験できます。店内は、オープンキッチンに面したカウンター席とテーブル席があり、奥には8名程度が利用できる大テーブルも備えています。席数は合計で18席から20席程度という情報があり、アットホームな雰囲気の中でゆっくりと食事の時間を過ごすことができます。内装はおしゃれで綺麗という声や、素朴な木の扉がスペイン現地の食堂を思わせるという感想も見られます。全席禁煙です。個室の用意はありません。席料としてランチタイム以外は一人あたり550円または600円がかかります。
提供される料理は、シェフがスペイン全土を巡り、特にカタルーニャやバスク地方の郷土料理に感銘を受けて習得した技術に基づいています。現地の星付きレストランでの研鑽や、東京のスペイン料理の名店での修行経験を持つシェフが、日本の旬の食材を用いてクラシックな本場の味をベースにしながらも、日本に根付くスペイン料理を探求し表現しています。料理は「おまかせフルコース」を中心に、アラカルトも提供されています。おまかせフルコースは、ピンチョス、前菜、魚料理、肉料理、米料理、デザート、コーヒーなど複数の品で構成され、スペイン各地の魅力が詰まった充実した内容です。しっかり食事を堪能したい方におすすめで、価格帯は8,000円から9,999円程度、または9,900円(税込)という情報があります。土日のランチタイムは予約制でおまかせコース(4,400円税別)のみを提供しており、前菜、肉料理(魚料理に変更可)、パエリア、デザートが含まれます。アラカルトでは、スペイン産の生ハムであるハモンセラーノ、イワシの酢漬け、タコを煮込んだ具材が入ったエンパナーダ(ガリシア風パイ)、バスク風あさりご飯、モルシージャ(豚の血と米の腸詰)、カサゴとホタテのパステル(テリーヌ)などのメニューが確認できます。料理は一皿あたり2名分程度のボリュームで、取り分けスタイルで提供されることが多いようです。味付けは本場よりも優しい味付けにしているという特徴があります。
ドリンクは、スペイン産の自然派ワインが豊富に揃えられており、料理とのペアリングを楽しむことができます。シェリー酒にもこだわっており、食前から食後まで様々な種類を楽しむことができます。ワインはグラスでも提供されるため、気軽に一杯から立ち寄ることも可能です。ソムリエがいるという情報もあります。
特別なサービスに関する具体的な情報は見られませんでしたが、予約時にアレルギーや苦手な食材を伝えれば対応可能という点は確認できます。
営業時間は、火曜日から土曜日のディナーが18時から24時(ラストオーダー22時または23時)、日曜日のディナーが18時から23時(ラストオーダー21時または22時)です。土日のみ予約制で12時または12時15分一斉スタートのランチ営業も行っています。定休日は月曜日と不定休が月に2回あります。クレジットカードでの支払いが可能です。
「TauLa」は、下北沢においてスペインの郷土料理を日本の食材で繊細に表現し、豊富な自然派ワインと共にゆったりと味わえる、大人向けの隠れ家的なスペイン料理店と言えるでしょう。