東京メトロ東西線門前仲町駅の2番出口から歩いておよそ1分、JR京葉線越中島駅からも徒歩約8分、東京メトロ東西線木場駅からも徒歩約11分圏内と、複数の駅からアクセスしやすい立地にある「もも焼き嵐坊」は、宮崎の伝統的な鶏料理、特に炭火焼きを専門とする飲食店です。宮崎で多くのファンを持つ「嵐坊」から暖簾分けを許されたこの店舗では、本場の味と技法を受け継ぎ、都内にいながら本格的な宮崎の味を体験できるのが大きな魅力です。単なる焼き鳥店に留まらず、宮崎の郷土料理をベースにした創作和食も提供している点が特徴として挙げられます。
お店の看板メニューは何と言っても「もも焼き」です。厳選された新鮮な鶏肉を使い、高温の炭火で一気に焼き上げる調理法は、宮崎の「嵐坊」ならでは。この豪快な焼き方により、鶏肉の外側は香ばしく、中は肉汁をたっぷりと蓄えたジューシーな状態に仕上がります。特に「骨付きもも焼き」は、その迫力と溢れる旨味で多くの常連客を惹きつけています。テーブルに運ばれてきたもも焼きは、備え付けのはさみを使って好みのサイズにカットしながら食べ進めるスタイル。炭火の豊かな香りと鶏肉本来の濃厚な味わいをダイレクトに感じられ、宮崎から直送されるという新鮮な鶏肉だからこそ可能な、ややレアな焼き加減も特徴の一つです。宮崎の定番の食べ方として推奨されている、さっぱりとした柚子胡椒との相性も抜群です。骨から身を外す手間なく気軽に楽しめる「ももばらし」も、一口サイズにカットされており、お酒のお供に最適です。
もも焼き以外にも、宮崎の味覚を堪能できる鶏料理が豊富に揃っています。「チキン南蛮」は、カラッと揚がった柔らかな鶏肉に、濃厚なタルタルソースがたっぷりとかかった人気のメニューです。甘酢とタルタルソースのバランスが絶妙で、ご飯にもお酒にもよく合います。「大判つくね」は、ふっくらと手ごねされた鶏肉のつくねを香ばしく焼き上げ、甘辛いタレを絡めた逸品です。卵黄やチーズをトッピングすることで、より濃厚でコク深い味わいを楽しむこともできます。また、せせり、とり皮、ぼんじり、すなずりといった様々な部位の炭火焼きや、せせりの唐揚げなど、鶏の様々な美味しさを引き出したメニューが並びます。冬の季節には、事前に予約することで温かいお鍋を囲むことも可能です。食事の〆には、あっさりとしたスープが特徴の「せせり丼」も用意されており、最後まで宮崎の鶏料理を満喫できます。メニュー全体の価格帯は、ディナータイムで3,000円から4,000円程度が目安となるでしょう。
店内は活気があり、アットホームな雰囲気です。席数は25席ほどで、個室の用意はありません。カウンター席やテーブル席が中心となっているようです。一人で仕事帰りに立ち寄る方や、少人数のグループでの利用が多いと見られます。全席で喫煙が可能となっているため、愛煙家にとっては居心地の良い空間と言えるでしょう。支払い方法としては、JCBやAMEXなどの主要なクレジットカードが利用できます。
門前仲町駅からのアクセスが良く、宮崎の本格的な炭火焼き鳥や郷土料理を気軽に楽しめる「もも焼き嵐坊」。本場仕込みの炭火焼きは、香ばしさとジューシーさが際立ち、一度食べたら忘れられない味わいです。バラエティ豊かな鶏料理と、アットホームな空間で、美味しい食事とお酒を心ゆくまで楽しむことができるでしょう。テイクアウトも可能なので、自宅でゆっくりとお店の味を楽しむことも可能です。ホットペッパーグルメやぐるなびなどを通じたネット予約も受け付けており、スムーズな入店のためには事前の予約がおすすめです。