東京都墨田区錦糸にある「李湘潭 湘菜館」は、本場中国の湖南料理を堪能できるレストランです。JR錦糸町駅北口から徒歩約3分、地下鉄半蔵門線錦糸町駅3番出口からは徒歩約4分とアクセスしやすい場所に位置しています。湖南料理は中国八大料理の一つに数えられ、唐辛子を多用した鮮やかな辛さが特徴ですが、山椒の痺れは少なく、ハーブスパイスの豊かな香りと発酵由来の酸味を活かした奥行きのある味わいが魅力とされています。
「李湘潭 湘菜館」では、この伝統的な湖南の味を日本にいながらにして楽しむことができます。辛さはお客様の好みに合わせて調整してもらえるため、辛いものが得意な方はもちろん、そうでない方も安心して様々な料理に挑戦できます。お店の外からも見えるガラス張りのキッチンでは、お店のこだわりでもある自家製のミーフン(米粉麺)を手打ちしており、この挽きたての米粉を使ったもっちりとした食感の麺は、多くのお客様から好評を得ています。湖南料理と自家製ミーフンは、この店の二枚看板と言えるでしょう。
メニューは一品料理からコース料理まで豊富に揃っており、ランチタイムにはお得なセットも提供されています。特に「毛沢東が愛した角煮」は、かの毛沢東がこよなく愛したとされる湖南風の角煮で、皮付きの豚バラ肉を柔らかく煮込んだ、日本の角煮とは一味違うピリ辛の味わいが楽しめます。また、お店の自家製ミーフンを使った「濃厚汁無し坦々ミーフン麺」や、湖南料理を代表する「鯛のカマの唐辛子蒸し」、湖南流の調理法で作る「湖南麻婆豆腐」、自家製の塩漬け燻製肉「ラーロウ」とニンニクの芽を炒めた一品なども人気メニューとして挙げられます。ドリンクメニューも充実しており、湖南料理との相性を考えて選ばれたビールや焼酎、日本酒といった定番のものから、紹興酒や杏露酒などの中国酒、さらには男梅サワーやキリンの富士御殿場蒸留所ハイボールといった珍しいものまで、多彩なラインナップが揃っています。
店内は1階と2階があり、総席数は66席です。広々とした空間は、アットホームで落ち着いた雰囲気に包まれており、ゆったりと食事の時間を過ごすことができます。1階は比較的賑やかな雰囲気で、2階はより落ち着いた空間となっています。座席はテーブル席がメインで、1階にはカウンター席も2席あります。2階には円卓の完全個室が2部屋完備されており、最大18名まで利用可能です。個室は6名から利用でき、会社の宴会や家族での集まりなど、様々なシーンで活躍します。店内は明るい照明で清潔感があり、本格的な中国料理店の雰囲気が感じられます。ソファ席も用意されており、ゆったりとくつろぐことができます。車椅子での入店も可能です。
特別なサービスとして、料理のテイクアウトがほぼ全品で可能であり、UberEats、menu、出前館といったデリバリーサービスも利用できます。また、税込3300円で高級ワインや白酒などのボトルを1本持ち込めるBYOサービスも提供しています。誕生日や記念日での利用の際には、事前に相談すれば特別なメニューの提案が可能であったり、ケーキや花束の持ち込みもできます(ケーキの持ち込みは事前に連絡するのがおすすめです)。お子様連れのお客様も歓迎しており、乳児から小学生まで利用可能で、ベビーカーでの入店も対応しています。お子様用の食器セットや椅子も用意されているなど、家族連れにも優しい配慮がされています。店内では検温やアルコール消毒、アクリル板の設置、空気清浄機の稼働など、新型コロナウイルス感染症対策もしっかりと行われています。支払い方法については、現金のほか、クレジットカード(税込3000円以上)、PayPay、Alipay、WeChat PayといったQRコード決済も利用可能です。様々なニーズに応える柔軟な対応と、本格的な湖南料理の味わいが、「李湘潭 湘菜館」の大きな魅力と言えるでしょう。