湯島天神下にある「すし初」は、地下鉄千代田線湯島駅から徒歩約1分、地下鉄銀座線上野広小路駅や都営大江戸線上野御徒町駅からも徒歩約4分、JR御徒町駅からは徒歩約5分とアクセスしやすい立地にある寿司店です。大正10年(1921年)創業の老舗で、四代目となる現在の店主は、日本ソムリエ協会主催の日本酒コンクールで優勝経験を持つ実力者です。魚や肴だけでなく、日本酒にも造詣が深く、江戸前の技で握る寿司と日本酒のペアリングを提案するスタイルで知られています。
築地海岸仲買から毎日直送される特選素材を使用し、創業以来80年以上の伝統を守りながらも、日本酒との相性を追求した新しいスタイルの寿司を提供しています。特に、穴子や煮ハマグリといった昔ながらの仕込みによる煮物や、小肌、シメサバなどの光り物に定評があります。
メニューとしては、旬のネタを盛り込んだおまかせの握り寿司や、刺身盛り合わせなどが用意されています。かつてはランチ営業で特上すしや重ねちらし、にぎり、まぐろづけ重、穴子重なども提供していた時期もありましたが、現在はコース料理の予約が中心となっているようです。日本酒は種類豊富に取り揃えられており、それぞれの料理に合わせた日本酒を一杯ずつ提案するペアリングコースも人気を集めています。価格帯はディナーで15,000円から20,000円程度の利用が多いようです。
店内はカウンター席が中心となっており、席数は食べログでは8席、Rettyやぐるなびでは44席との情報がありますが、カウンター席がメインであることは共通しています。個室の情報については、ホットペッパーグルメやRettyでは「なし」と記載されている一方、ホットペッパーグルメの別の箇所やNAVITIMEでは「個室あり(4~12名)」や「個室あり」との記載も見られます。座敷席に関する情報もサイトによって異なり、「なし」とするものと、「くつろげる空間」や「16名まで利用可能」とする情報が存在します。正確な席数や個室の有無については、事前に店舗への確認をお勧めします。全席禁煙となっています。
特別なサービスとして、日本酒に特化したコンクールでの優勝経験を持つ店主が、料理とのペアリングを提案してくれる点が挙げられます。日本酒の知識を深めながら寿司を味わうことができるため、日本酒愛好家にとって魅力的なお店と言えるでしょう。予約が取りづらい状況が続いている人気店です。