六本木駅から徒歩約3分、東京メトロ日比谷線および都営大江戸線の六本木駅3番出口からほど近い場所に位置する「巨牛荘 六本木店」は、1977年に墨田区石原で創業したプルコギと焼肉の専門店です。韓国での修行を経て生み出された独自の味付けのプルコギは、創業以来多くの食通たちに愛されてきました。専用のドーム型鉄鍋「プルパン」を使用し、薄切りの和牛カルビを秘伝の醤油ベースのタレで味付けし、周囲の溝に張った水で蒸し焼きにするように調理されます。このプルコギは、白菜キムチとともにサニーレタスで包んで楽しむのがおすすめとされており、肉の旨み、タレの甘辛さ、キムチの辛味と酸味が一体となった奥深い味わいを堪能できます。
巨牛荘 六本木店のもう一つの看板メニューは、プルコギの肉汁がたっぷり残った鉄鍋で作る〆の焼きうどんです。肉の旨みを吸い込んだうどんは絶品と評判で、この焼きうどんを目当てに訪れるファンも少なくありません。プルコギや焼きうどんの他にも、炭火焼肉として厚切りの上タン塩や上ハラミ、上カルビなども提供しており、こだわりの肉質を楽しむことができます。サイドメニューには自家製キムチやケジャンなども揃えられています。
店内は白と黒を基調としたモダンな雰囲気で、落ち着いて食事ができる空間が提供されています。席タイプとしては、プライベート感を重視したBOX席タイプのソファー席が中心で、2名から利用できる席や3名から6名まで対応可能な席があります。これらのソファー席は全て禁煙です。また、店内奥には最大36名まで利用可能な宴会スペースも完備されており、グループでの利用にも対応しています。テーブル席も用意されています。貸切も可能で、50人以上での利用実績もあります。総席数は110席あり、比較的大人数に対応できる規模感です。
メニューに関しては、定番のプルコギや焼肉に加え、様々なニーズに応じたコース料理も用意されています。「巨牛荘コース」や「おもてなしコース」などがあり、料金はコース内容によって異なりますが、利用シーンに合わせて選ぶことができます。例えば「巨牛荘コース」は複数人で楽しめるセットになっており、名物のプルコギとうどんが締めとして含まれています。特別な日向けの「おもてなしコース」はケジャンや上質な焼肉、そしてプルコギと〆のうどんが含まれたコースで、こちらは3日前までの予約が必要です。ランチタイムにはプルコギ重や各種焼肉の定食、ビビンバ定食などのメニューも提供されており、昼の予算は1,000円台から利用できるものもありますが、グランドメニューと比較すると手頃な価格帯です。ディナーの平均予算は6,000円から8,000円程度を目安とされているようですが、コース内容や注文するメニューによって幅があります。支払い方法としては各種クレジットカード、交通系電子マネーやiD、QUICPayなどの電子マネー、PayPayやd払いなどのQRコード決済が利用可能です。
利用時間は基本的に終日2時間制とされていますが、詳細な営業時間や定休日は店舗に直接確認することが推奨されます。Wi-Fiも完備されており、インターネット予約も可能です。業界関係者や食通が多く通うことでも知られる巨牛荘 六本木店は、名物のプルコギを中心に、質の高い焼肉や韓国料理を落ち着いた空間で楽しめるお店です。特別な日やカジュアルな食事まで、様々なシーンで利用されています。
