東京都港区元麻布に佇む「暗闇坂宮下 麻布本店」は、都会の喧騒を離れた隠れ家のような日本料理店です。麻布十番のシンボルともいえる暗闇坂のふもとに位置し、ひっそりとした佇まいが落ち着いた大人の空間を予感させます。アクセスは、都営大江戸線および東京メトロ南北線の麻布十番駅からが便利で、7番出口からは徒歩約3分、4番出口からは徒歩約5分と駅至近でありながら、隠れ家としての雰囲気を醸し出しています。また、東京メトロ日比谷線六本木駅からも徒歩約15分ほど、タクシーを利用すれば約3分で到着可能です。ビルの地下1階にあり、夜には組木細工から漏れる柔らかな光が幻想的なアプローチを演出し、重厚な扉を開けると、そこには都会とは思えない静かでゆったりとした時間が流れています。
店内は木の温もりを大切にした空間で、随所に配された栗や栃の木といった自然素材が落ち着きと洗練さを演出しています。特に印象的なのは、栃ノ木を一本彫りで作られたというカウンター席です。ここでは料理人の丁寧な手仕事や、素材が調理される様子を間近に見ることができ、ライブ感とともに食事を堪能できます。総席数は28席で、カウンター席は12席設けられています。席間隔にも配慮されており、プライベート感を重視した配席がなされています。また、接待や記念日など、特別なシーンに最適な個室も用意されています。個室はテーブル席と掘りごたつ式の座敷があり、それぞれ2名から4名、4名から8名まで利用可能です。合計2部屋ある個室は人気が高いため、早めの予約がおすすめです。店内は全席禁煙となっており、快適な環境で食事を楽しめます。店舗の向かいにはコインパーキングがあるため、車での来店も可能です。
「暗闇坂宮下 麻布本店」は、1995年の創業以来、麻布十番の地で多くの人々に愛されてきました。お客様と共に歩み、少しずつ時を重ねることで、温かく豊かな時間が流れる唯一無二の空間を創り上げています。料理においては、全国各地から厳選された旬の食材、無農薬の有機野菜、新鮮な天然魚介類、そして質の高い国産牛を使用するなど、素材への徹底したこだわりが見られます。だしの一滴にまで細心の注意を払い、それぞれの素材が持つ本来の味を最大限に引き出すよう、丁寧に調理されています。季節感を大切にした会席料理や一品料理は、目にも美しい彩りで提供され、訪れる人々の五感を喜ばせます。
提供されるメニューは、お昼には気軽に楽しめる「宮下の鯵フライ定食」(税込2,300円)や、季節の味覚を盛り込んだ「昼の小懐石」(税込6,500円)、本格的な内容の「昼懐石」(税込10,000円)があります。夜はより多彩なコースが用意されており、中でもカウンター席限定の「炭火焼コース」は、炭火三種を含む全六品で税込6,600円、炭火五種を含む全六品で税込8,800円と、目の前で焼き上げられる旬の魚介や野菜、肉を堪能できます。その他、料理長おまかせの「旬彩コース」(税込12,000円)など、予算やシーンに合わせて選べる様々なコースがあります。アラカルトメニューも充実しており、その時期に一番美味しい旬の逸品が揃います。特筆すべきは、佐賀県産の最高級海苔を用いた「佐賀県産高級海苔御飯」で、店の新たな名物として多くの食通を唸らせています。ドリンクメニューも豊富で、日本酒、焼酎、ワインなど、料理の味わいを一層引き立てる銘柄が厳選されています。
特別なサービスとして、各種お祝いやサプライズの相談が可能で、誕生日や記念日といった大切な一日を彩るお手伝いをしています。また、店舗の貸切も受け付けており、着席スタイルで最大20名、立食スタイルで最大30名までの利用が可能です。ビジネスでの接待や、家族での慶事、親しい友人との会食など、幅広い用途で利用されています。テイクアウトも可能で、店の味を自宅やオフィスで楽しむこともできます。
営業時間はランチタイムが11時30分から14時30分(ラストオーダー13時30分)、ディナータイムが17時30分から22時00分(ラストオーダー20時00分、ドリンクラストオーダー21時30分)です。定休日は現在、日曜日と月曜日ですが、2025年6月より日曜日と水曜日に変更となる予定です。麻布の隠れ家で、旬の素材を丁寧に仕立てた本格的な日本料理と、心地よい空間での穏やかな時間を求める方におすすめの一軒です。