東京駅丸の内口から徒歩2分、丸ノ内線東京駅からは徒歩1分、地下鉄大手町駅および千代田線二重橋前駅からもそれぞれ徒歩3分という、アクセス至便な丸の内ビルディング6Fに位置する「鹿児島料理×本格焼酎 どん薩摩 丸の内店」。東京の中心にいながら、さながら鹿児島にいるかのような雰囲気の中で、鹿児島の豊かな「美味しい」を存分に味わえることがコンセプトです。お店の入口では、実際に焼酎造りに使われていた木桶蒸留機や、鹿児島の偉人である西郷さんの人形が出迎えてくれるなど、鹿児島らしさを感じさせる演出が施されています。店内は落ち着いた空間で、カウンター席やテーブル席、掘りごたつ席が用意されており、総席数は50席程度です。個室としても利用可能な掘りごたつ席からは、ライトアップされた東京駅舎の夜景を望むことができ、特別な時間を過ごしたい場合にも適しています。ただし、東京駅舎が見える半個室の掘りごたつ席は、別途席料がかかる場合があります。
このお店の最大の特長は、鹿児島から直送される厳選された食材を使用した本格的な鹿児島料理と、豊富な品揃えの本格焼酎です。鹿児島の特産である黒豚や、日本一にも輝いたことのある黒牛、新鮮な地魚などが使用されており、その素材の味を最大限に引き出した料理が提供されています。中でも、「茶ぶり」は必食の価値ありとされる看板メニューの一つです。鹿児島県長島町で杜仲茶を配合した飼料で育てられた茶ぶりは、ぶりの持つ独特の臭みが少なく、さっぱりとしながらも深い旨味となめらかな舌触りが特徴です。刺身はもちろん、「長島茶ぶり 究極のだし しゃぶしゃぶ」や「茶ぶりのぶり大根」など、様々な調理法で楽しむことができます。
メニューには、茶ぶりや黒豚、黒さつま鶏、きびなご、鰹といった鹿児島の代表的な食材を使った逸品が並びます。例えば、「黒さつま鶏の炙り刺し」や「黒さつま鶏のユッケ」、わさび和えなど、新鮮な地鶏を味わえる料理や、皮がパリパリで中はジューシーな「鹿児島産 若鶏の一夜干し」なども提供されています。また、きびなごをカリッと揚げて甘酢に漬け込んだ「きびなごの南蛮漬け」といった郷土料理も楽しめます。食事の締めには、「薩摩のあくまき」や「黒糖のクリームブリュレ」、「鹿児島県産 ゆずシャーベット」などの甘味も用意されています。
ドリンクメニューの中心となるのは、鹿児島県内各地から厳選された本格焼酎です。常時50種類以上の銘柄が取り揃えられており、芋焼酎や黒糖焼酎など、鹿児島の多様な焼酎文化を堪能できます。焼酎ビギナーでも楽しめるように、「芋違い3種飲み比べセット」や「麹違い3種飲み比べセット」といった飲み比べセットも用意されています。さらに、白金酒造と共同開発したお店のオリジナルクラフト焼酎「13(サーティーン)」もおすすめです。オーク樽で熟成させたこの芋焼酎は、ソーダ割りでも美味しく味わえるように工夫されています。
ランチタイムには、グランドメニューとは異なるお得な定食メニューも提供されています。茶ぶりをたっぷりと味わえる「茶ぶり丼定食」や、鹿児島黒豚を使った「鹿児島黒豚ロースかつ定食」などがあり、茶ぶり丼にはプラス料金で茶漬け用のだしを付けることも可能です。また、平日限定で「鹿児島県産若鶏 チキン南蛮定食」も提供されることがあります。土日祝のランチタイムには、未就学児向けのキッズメニューとしてうどんセットも用意されており、お子様連れでも安心して利用できます。
店内は全席禁煙ですが、丸の内ビルディングの同フロアに喫煙所が完備されています。ベビーカーでの入店も可能ですが、利用できる席に限りがある場合があるため事前の確認が推奨されます。お祝いやサプライズにも対応可能で、要望があれば電話にて相談することができます。また、お店で人気の「黄金だしで食べる鹿児島黒豚しゃぶしゃぶ」やオリジナル焼酎などは、オンラインショップを通じて自宅でも楽しむことができます。