銀座の落ち着いた一角、銀座2112ビルB1Fに位置する「座屋 イザリヤ」は、本場土佐の味を雅やかな日本料理として提供する隠れ家のような存在です。店名である「座屋」は土佐の方言で「ゆっくりしていって!」という意味が込められており、その名の通り、訪れる人々が心ゆくまで寛げる空間が広がっています。温かみのある和を基調とした店内は、ライブ感溢れるオープンキッチンのカウンター席と、掘りごたつ式の完全個室を備えています。カウンター席では、目の前で繰り広げられる職人の鮮やかな手捌きや、名物である藁焼きかつおの迫力ある炎を間近に感じながら、出来立ての料理を五感で楽しむことができます。個室は2名様から利用可能で、扉と壁で仕切られたプライベートな空間は、接待や会食、大切な方との記念日など、特別な時間を過ごすのに最適です。土佐の漆喰と畳が使われた個室もあり、落ち着いた雰囲気の中でゆったりと食事を堪能できます。
「座屋 イザリヤ」の料理は、高知県をはじめ日本各地から厳選された旬の食材を使用し、素材本来の旨味を最大限に引き出すことにこだわっています。月替わりの会席料理では、その時期に最も美味しい山海の幸を堪能できます。中でも看板メニューとして知られるのは、高知から毎日空輸される新鮮なかつおを、土佐伝承の藁焼きで仕上げる「座屋のかつお」です。表面は香ばしく、中はしっとりとした藁焼きかつおは、塩たたきで味わうのがおすすめです。また、土鍋で炊き上げる四万十川源流産の米「ヒノヒカリ」を使ったご飯も、この店の譲れないこだわりです。ふっくらと炊きあがったご飯は、料理の締めくくりとして、または卵かけご飯として、多くの食通を唸らせています。
コース料理を中心に提供されており、ディナーコースは品数や食材によって複数の価格帯が用意されています。予算やシーンに合わせて選ぶことができ、土佐の美食を存分に味わうことができます。料理との相性を考えて厳選されたドリンクメニューも充実しており、高知県の地酒をはじめ、日本酒、焼酎、ワインなどが揃っています。特にワインに関しては、特定のワイナリーの希少な銘柄もオンリストされているようです。
アクセスは各線からの利便性が高く、東京メトロ有楽町線銀座一丁目駅の11番出口からは徒歩約1分と非常に近い距離にあります。その他、都営浅草線東銀座駅A8番出口より徒歩約4分、東京メトロ銀座線・日比谷線銀座駅A13番出口より徒歩約5分、JR有楽町駅からも徒歩圏内と、様々な方面からアクセスしやすいのも魅力です。
特別な日の利用にも対応しており、誕生日や記念日などのお祝いには、バースデープレートなどのサプライズ演出も相談可能な場合があります。また、ソムリエが在籍しているため、料理に合わせたワイン選びの相談もできます。お子様連れでの利用は、基本的に土曜日の個室に限られる場合があるため、事前の確認をおすすめします。質の高い料理と落ち着いた空間、そして細やかなサービスで、銀座での特別なひとときを演出してくれる一軒です。