六本木の中心に位置する「ハードロックカフェ 東京」は、世界中に展開するアメリカンレストラン&バーの日本第1号店として1983年にオープンしました。地下鉄日比谷線および都営大江戸線の六本木駅から徒歩約3分というアクセスしやすい場所にあります。多くの外国人や観光客が集まる国際色豊かな六本木において、長年にわたり多くの音楽ファンやグルメを楽しむ人々から親しまれています。
店内は「ロックの殿堂」とも呼ばれるにふさわしく、世界的なミュージシャンが実際に使用した衣装や楽器、サイン入りのポスターなど、貴重なメモラビリアが多数展示されており、まるでロックミュージアムのような空間が広がっています。大音量でノンストップで流れる幅広いジャンルのミュージックビデオが、食事をしながら非日常的な雰囲気を盛り上げます。かつてはローリング・ストーンズやボン・ジョヴィのシークレットライブが行われたという伝説も持ち合わせており、音楽が深く根付いた体験ができるのが大きな特徴です。2012年にはリニューアルが行われ、モダンでグラマラスなインテリアに一新されたほか、店舗正面には日本初の常設プロジェクションマッピングが導入され、六本木の夜を鮮やかに彩ります。
提供される料理は、本場アメリカのレシピに基づいたボリューム満点のアメリカンホームスタイル料理が中心です。ハンバーガー、ステーキ、サンドイッチ、バーベキュー、シーフード、パスタ、サラダ、デザートなど、幅広いラインナップを取り揃えています。特に自慢のハンバーガーは、高品質のビーフパティを使用し、様々なトッピングで楽しめます。「レジェンダリーバーガー」や24金箔をあしらった「24-カラットゴールドリーフステーキバーガー」といったシグネチャーメニューは人気が高く、24-カラットゴールドリーフステーキバーガーの売上の一部は東日本大震災の被災者支援のために寄付されています。スターターやサラダも充実しており、「レジェンダリーナチョス」や「タイ風スパイシーシュリンプ」なども多くの人に選ばれています。アラカルトメニューの価格帯は、スターターが1,000円台から、メインとなるバーガーやステーキは2,000円から4,000円台までと幅広く用意されています。ランチタイムにはグランドメニューの一部がランチ価格で提供されることもあります。予算の目安としては、ランチは2,000円台、ディナーは4,000円台の利用が多く見られますが、注文内容によって異なります。また、料理やドリンクの価格に加えて、16時以降の利用にはサービス料が加算されます。ビール、ワイン、カクテルといったアルコール類はもちろん、ノンアルコールカクテルやフローズンドリンクなど、ドリンクメニューも豊富です。4名以上で利用できる飲み放題付きのコースメニューも複数用意されており、パーティーや宴会での利用にも適しています。
店内にはテーブル席を中心に、バーカウンターや一人でも気軽に利用できるカウンター席があり、様々なシーンに対応できます。総席数は144席です。個室も完備しており、20名から30名程度での利用が可能です。店内の一部または全館を貸し切ることもでき、着席で最大144名、立食で最大200名までのパーティーやイベントに対応可能です。広々とした席が多く、ゆったりと食事や会話を楽しむことができます。
一般的なレストランサービスに加え、ハードロックカフェ 東京では特別なサービスも提供されています。誕生日や記念日などのお祝いにはサプライズ演出の相談が可能です。多言語対応のメニュー(英語対応)があり、外国人観光客も安心して利用できます。無料Wi-Fiも利用可能です。不定期ではありますが、店内でライブイベントが開催されることもあり、より一層ロックな雰囲気を体感できます。お子様連れでも利用しやすく、キッズメニューやキッズチェア、ぬりえやクレヨンの用意があります。提携ホテル宿泊者向けのドリンクサービスなども行われています。テイクアウトやデリバリーにも対応しており、自宅や宿泊先でもハードロックカフェの味を楽しむことができます。併設されたロックショップでは、六本木の店舗限定デザインを含むハードロックカフェのオリジナルグッズを購入でき、食事の記念やお土産として人気です。
音楽、食事、そして特別な空間が融合したハードロックカフェ 東京は、六本木で個性的なダイニング体験を求める人々にとって魅力的な選択肢の一つと言えるでしょう。