東京都中央区銀座五丁目に位置する「JBA BAR SUZUKI」は、数寄屋橋交差点からもほど近く、銀座の賑わいの中にありながら落ち着いた雰囲気を醸し出すオーセンティックバーです。住所は銀座5-4-15ソニー通り西五ビル4Fとなります。アクセスの利便性が高く、東京メトロ銀座駅のB7出口からは徒歩約1分、東京メトロ日比谷線の東銀座駅からは徒歩約2分、同じく日比谷駅からは徒歩約3分という近さです。また、JR有楽町駅からも徒歩約5分圏内にあり、様々な方面からのアクセスが容易です。銀座駅B7出口を利用する場合、エルメス銀座店がある方向へ進み、最初の角を曲がった先の西五ビル内に位置しています。ソニー通り沿いにあり、比較的見つけやすい場所にあります。
1967年に創業したという長い歴史を持つこのバーは、日本のオーセンティックバーの礎を築いたとされる日本バーテンダー協会(JBA)の元理事長、故・鈴木昇氏によって開設されました。そのコンセプトは、正統派のバースタイルを守りつつも、現代的な感性を取り入れたモダンで洗練された空間を提供することにあります。店内は温かい佇まいを残しながらも手入れが行き届いており、清潔感のある美しい空間が広がっています。静かに流れるJAZZの音色も心地よく、初めてオーセンティックバーを訪れる方でもリラックスして過ごせるような大人の隠れ家といった雰囲気です。
ドリンクメニューは非常に豊富で、バーの基本となるスタンダードカクテルはもちろんのこと、季節のフルーツやフレッシュな野菜を使用した色鮮やかなカクテル、そしてお店独自のオリジナルカクテルなど、多彩なラインナップが魅力です。ミクソロジーカクテルや薬膳カクテル、さらにはカクテルコンペティションでの受賞歴がある特別なカクテルも提供されています。ウイスキーに関しても幅広い品揃えを誇り、希少な日本のウイスキーから世界各国の銘柄まで、ウイスキー愛好家を唸らせるコレクションが並びます。ウイスキー以外にも、ブランデー、スピリッツ、リキュール、ワイン、ビールといった各種洋酒が充実しており、様々な嗜好に応じた一杯を見つけることができます。ノンアルコールカクテルも用意されているため、お酒を飲まない方もその雰囲気を楽しむことが可能です。
お酒と共に楽しめるフードメニューも用意されています。軽いおつまみからしっかりと食事ができるものまで揃っており、中でも「5日間煮込んだバー鈴木のカレー」はお店自慢の人気メニューとして知られています。じっくりと時間をかけて煮込まれたカレーは、お酒の〆としても好評を得ています。また、「バー鈴木のレーズンバター」も多くのリピーターを持つ人気の一品です。さらに、一般には流通しないBAR専用のチョコレート「アールガッド」など、お酒とのマリアージュを考慮したこだわりのフードメニューも提供されています。価格帯については、カクテルが1,600円から、カレーが1,700円、平均予算としては5,000円から7,000円程度を目安にすると良いでしょう。
店内の座席はカウンター席が中心となっており、バーテンダーの熟練したシェイカー捌きを間近で見ながら、会話を楽しむことができるのが魅力です。総席数は15席程度と比較的小規模で、落ち着いた空間でお酒をゆっくりと味わうのに適しています。立ち飲みスペースも設けられています。個室の用意はありませんが、15名から20名程度での貸切利用は相談可能です。
特別なサービスとして、店内には一人用の喫煙ボックスが設置されています。これにより、喫煙者も非喫煙者も互いを気にすることなく、快適に過ごせるように配慮されています。また、外国人観光客にも対応できるよう、英語のメニューも用意されています。支払い方法についても、主要なクレジットカードブランド(VISA、MasterCard、JCB、American Express、Diners Clubなど)に加え、銀聯カードやPayPayといったQRコード決済も利用できるため、様々な支払いニーズに対応しています。定休日は特に設けられていませんが、不定休となる場合があるため、来店前にSNS等で最新の営業情報を確認することが推奨されます。お子様連れやペット同伴での入店はできません。
このように、「JBA BAR SUZUKI」は、銀座という土地で長年愛されてきた歴史あるオーセンティックバーとして、洗練された空間と豊富な種類のドリンク、そしてこだわりのフードメニューを提供しています。利便性の高い立地で、バーテンダーとの会話やジャズの音色に耳を傾けながら、上質な時間を過ごすことができる一軒です。