西麻布の落ち着いたエリアに佇む「炭火焼き鳥 まほろば」は、隠れ家のような雰囲気が魅力の炭火焼き鳥店です。東京メトロ日比谷線広尾駅より徒歩約7分から8分、日比谷線・都営大江戸線六本木駅からも徒歩約8分から13分ほどの距離に位置しており、アクセスの良さも兼ね備えています。古いマンションの一室を改装したような入口は知らなければ通り過ぎてしまいそうな佇まいで、まさに隠れ家と呼ぶにふさわしい空間です。一歩足を踏み入れると、和モダンな雰囲気に包まれた落ち着いた店内が広がります。壁面には日本画が配されており、シックかつ艶やかな空間を演出しています。
店では、この道20年以上の職人が丁寧に焼き上げるこだわりの焼き鳥を堪能できます。千葉県産の銘柄鶏である「水郷赤鶏」や鹿児島県産・鳥取県産の大山鶏などが使用されており、それぞれの部位の味をしっかりと引き出した一串が提供されます。特に、名物として挙げられるのは「名物・地鶏もも肉の雲丹乗せ」や「せせりの雲丹乗せ」で、地鶏ともも肉に北海道産の雲丹を合わせた贅沢な逸品です。また、「レバーパテ最中」も他ではなかなか見られない一品として人気があります。焼き鳥各種は定番のささみ、ぼんじり、皮、レバー、ちょうちん、スジなどがあり、仕入れによって種類が変わることもあります。野菜串や一品料理、鶏の刺身各種も用意されており、鳥取県産の大山鶏や京都産・京紅地鶏が使用された刺身盛り合わせなども楽しめます。ご飯物では、赤みがかった黄身が特徴の大分県産蘭王卵と自家製出汁を使った親子丼や、蘭王卵と雲丹を合わせた名物「TKG雲丹乗せ」などがあり、〆の食事も充実しています。ドリンクメニューも豊富で、焼酎や日本酒はもちろんのこと、焼き鳥との相性を考えて厳選されたワインも用意されています。
店内には、デートにもおすすめなカウンター席とテーブル席、そして個室が完備されています。総席数は24席のこぢんまりとした空間で、隣の席との間隔も広く取られているため、ゆったりとくつろぎながら食事を楽しむことができます。個室は6名から8名で利用可能で、接待などにも適しています。ただし、個室の利用はコース料理のみとなっており、別途室料が20%かかります。喫煙に関しては分煙されており、個室のみ加熱式たばこ限定で喫煙可能です。
メニューの価格帯は、ディナーの平均予算が6000円から8000円程度、Rettyでは6000円以下、求人情報サイトでは5000円から7000円と情報によってばらつきがありますが、ホットペッパーグルメには5本セット1,870円(税込)、名物・地鶏もも肉の雲丹乗せ1,540円(税込)、レバーパテ最中440円(税込)、親子丼(スープ付)1,210円(税込)、名物・TKG雲丹のせ1,430円(税込)などの記載があり、食べログでは5本セット2,150円(税込)、7本セット2,880円(税込)、名物・出汁に付け込んだ地鶏もも肉の雲丹乗せ1,780円(税込)、焼き鳥各種440円(税込)、レバーパテ最中550円(税込)、親子丼1,810円(税込)、名物!TKGウニ乗せ2,200円(税込)などの記載が見られます。コース料理もあり、ホットペッパーグルメには「まほろばコース全10品」が6,050円(税込)で掲載されています。これはまほろば名物の「出汁に漬け込んだ地鶏もも肉の雲丹乗せ」や「レバーパテ最中」、「比内地鶏の手羽先ねぎ巻き」、「職人さんこだわりのつくね」など、まほろばの味を凝縮した内容と紹介されています。お通し代として700円がかかります。
特別なサービスに関する明確な情報は見当たりませんが、テイクアウトにも対応しています。詳細については直接店舗への電話での問い合わせが必要です。隠れ家のような空間で、こだわりの炭火焼き鳥と厳選されたお酒をゆっくりと味わえる、西麻布の知る人ぞ知る焼き鳥店と言えるでしょう。