東京都渋谷区東に位置する「バール&エノテカインプリチト」は、恵比寿駅、広尾駅、渋谷駅、表参道駅の各駅から徒歩10分から15分圏内、東四丁目交差点近くに佇む、隠れ家のような雰囲気を持つイタリアワインバーです。この店は、日本にまだワインバルのスタイルが広く浸透していなかった2003年に創業し、北イタリアの洗練されたリアルなバールやエノテカのスタイルを再現することにこだわっています。
店内は洗練されていながらも肩肘張らずに過ごせるカジュアルな空間が広がり、大人がゆっくりとワインを楽しめる落ち着いた雰囲気が魅力です。座席はテーブル席が5卓18席用意されているほか、気軽に立ち寄って一杯を楽しむことができるスタンディングスペースやカウンター席も備えられています。ソファ席や個室は設けられていませんが、20名から50名程度の貸切利用にも対応しています。
バール&エノテカインプリチトの最大の特長は、イタリアワインへの深いこだわりです。イタリア各地のワインを知り尽くしたソムリエが厳選した豊富な品揃えを誇り、グラスワインは常時20種類以上、時には30種類を超える銘柄が用意されています。手に入りにくい希少なバックヴィンテージや特殊なワインもグラスで提供されることがあり、様々なイタリアワインを気軽に少量ずつ試せる点がワイン愛好家から支持されています。ワイン選びに迷った際には、ソムリエやスタッフが予算や好みに合わせた一本を見つける手伝いをしてくれます。
料理は、ワインと共に楽しむための軽食やつまみが中心です。イタリアから取り寄せた質の高い食材を使用しており、特にイタリア産の生ハムやサラミ、チーズの盛り合わせ、リエットなどが人気を集めています。シンプルな中にも素材の良さが光る本格的なイタリア料理がワインの味わいを一層引き立てます。ディナーの平均予算は5,000円程度とされており、ワインのチョイスによって幅があります。
また、バール&エノテカインプリチトは、ワインという切り口からイタリアの食文化を発信する場でもあります。これまでにイタリアのワイナリーの生産者を招いたメーカーズディナーなどの特別なイベントも開催されており、ワインをより深く学び、楽しむ機会を提供しています。夜は深夜2時または3時まで営業しており、一日の終わりにふらりと立ち寄り、美味しいワインと料理で締めくくることができるのも大きな魅力です。同じ建物の地下には、よりしっかりとしたイタリアンコースを提供する「オステリア スプレンディド」があり、目的に合わせて使い分けることも可能です。多様なイタリアワインの魅力と、それに寄り添う本格的な料理、そして居心地の良い空間が融合した、本物を知る大人が集うバール&エノテカです。連絡先として、03-6712-6643や050-5257-8292といった電話番号が確認されています。