六本木の喧騒から少し離れた静かな裏通りに佇む「焼鶏 輪」は、隠れ家のような落ち着いた雰囲気が魅力の本格焼鳥店です。都営大江戸線六本木駅7番出口からは徒歩約2分、東京メトロ日比谷線六本木駅からは徒歩約4分、東京ミッドタウンからも徒歩圏内とアクセスしやすい立地にありながら、都会にいることを忘れさせるような大人の空間が広がっています。
店主が鶏と真摯に向き合い、厳選したこだわりの鶏肉を使用しているのが特徴です。部位ごとに最適なブランド鶏を選び、仕入れ状況によって使い分けるなど、徹底したこだわりが見られます。特に、刺身には鹿児島の薩摩地鶏を、焼鳥のメインにはきめ細かく歯ごたえの良い京都の丹波黒鶏を使用しているとの情報があります。一本一本丁寧に手で串打ちし、絶妙な火入れで焼き上げる焼鳥は、素材本来の旨みを最大限に引き出しています。
お料理はコース料理が中心で、初めて訪れる方にもおすすめの「輪コース」や、前菜からデザートまで付いた「店主のお任せコース」、気軽に楽しめる「串5本コース」など、複数のコースが用意されています。例えば「輪コース」は串七本に前菜やサラダ、一品料理が付いており、また「店主のお任せコース」は鶏刺しも含まれるなど、内容が充実しています。コースの価格帯は、輪コースが概ね4,000円台後半から5,000円弱、お任せコースが7,000円台半ば、串5本コースが2,000円台後半から3,000円弱となっていますが、時期や内容により変動する可能性もあります。アラカルトでも焼鳥は一本320円程度から提供されており、ささみ、皮、ぼんじり、せせり、砂肝、つくね、ももなど定番の部位に加え、血肝やちょうちんといった希少部位、銀杏やししとうなどの野菜串も楽しめます。鶏刺しや低温調理のレバー刺し、鶏皮ポン酢、自家製レバーパテ、いぶりがっこ入りのポテトサラダといった一品料理も充実しており、〆には比内地鶏卵を使用した親子丼やTKG、鶏ガラスープ茶漬けなども用意されています。ドリンクは、焼鳥との相性を考え抜かれた日本酒やワインを中心に、焼酎、ビール、ウイスキー、カクテルなど幅広いラインナップを取り揃えています。ジャスミン茶などの中国茶も提供されています。
店内にはカウンター席とテーブル席があり、総席数は16席程度とこぢんまりとしています。臨場感あふれるカウンター席では、店主の巧みな技を間近で見ながら焼鳥を堪能できます。また、完全個室も完備されており、壁と扉で仕切られたプライベートな空間で、大切な方との食事や会食、接待など、様々なシーンで利用が可能です。個室は最大9名まで利用できるタイプがあるようです。店内は全席禁煙ですが、入り口の外に喫煙スペースが設けられています。
特別なサービスとしては、アレルギーを持つお客様への対応が可能とのことです。また、乳幼児を含むお子様連れでの利用も可能ですが、来店前に店舗への直接確認が推奨されています。英語に対応可能なスタッフがいるため、海外からのゲストとの利用にも便利です。Wi-Fiも利用可能です。お客様の食べるペースに合わせて焼鳥を提供するといった細やかな気配りも、居心地の良さにつながっています。店主が有名店での修行経験があることも、こだわりの焼鳥の背景にあるようです。