京王線笹塚駅から徒歩約4分、小田急小田原線東北沢駅からは徒歩約9分の場所に位置する「焼鳥小屋どろまみれ 笹塚店」は、築50年の古民家を改装した趣のある焼鳥店です。笹塚から上原に抜ける商店街にひっそりと佇み、老舗のような落ち着いた雰囲気を醸し出しています。店内はどこか懐かしさを感じさせる空間で、ゆったりと焼き鳥とおつまみ、お酒を楽しむことができます。
どろまみれは都内に複数店舗を展開していますが、笹塚店はその中でも「焼鳥小屋」と銘打たれており、焼き鳥をメインに据えた店舗であることがうかがえます。独自の契約農家から仕入れる新鮮な野菜と、厳選された鶏肉を使った焼き鳥がお店の看板メニューです。特に、比内地鶏を使ったねぎ間や、名物のつくね、とろレバーなどが提供されています。希少部位の串も用意されており、様々な部位の焼き鳥を味わうことができます。焼き野菜や一品料理も充実しており、レンコンの炭火焼きや名物の生野菜15種盛り、肉味噌生ピーマンなどがあります。また、〆には鶏スープや鶏がらうーめん、鶏ぞうすいといった鶏を使ったこだわりのメニューも楽しめます。
ドリンクメニューの中でも特筆すべきは日本酒の品揃えです。日本酒ソムリエである女将が厳選した日本酒が常時35種類以上用意されており、90mlずつ提供されるため、様々な種類を少しずつ飲み比べることも可能です。新政、而今、飛露喜、田酒などの人気銘柄も含まれているようです。お料理とのペアリングを考えながら日本酒を選ぶのも楽しみ方の一つと言えるでしょう。
店内の座席に関する詳細な情報は見当たりませんでしたが、カウンター席やテーブル席があるという情報があります。また、ホットペッパーグルメの情報によるとテーブル席が増えたという記載も見られます。個室やソファ席の有無については確認できませんでした。
特別なサービスとしては、コース料理の利用で席の時間制限がないことや、アレルギーや苦手な食材がある場合には対応してもらえる点が挙げられます。また、口コミの中には、お客様の人数に合わせて料理を分けて提供してくれたという心遣いを感じさせるものもありました。ワカコ酒という番組で紹介されたり、東京カレンダーに掲載されたりと、メディアにも取り上げられたことがあるようです。お通しとして提供される自家製しゅうまいや、水茄子のお刺身に蜂蜜を付けて食べるという珍しい提案も、このお店ならではの特別な体験と言えるかもしれません。ランチ営業は基本的にしておらず、ディナータイムの営業が中心のようです。平均予算はディナーで4,000円程度のようです。定休日は月曜日と火曜日です。