有機和食 山藤は、東京メトロ日比谷線広尾駅から徒歩約2分、広尾六幸館ビルの2階に位置する和食店です。一部の情報では広尾駅2番出口から徒歩約30秒ともされており、駅からのアクセスに優れた立地です。
この店は、厳選された有機食材を中心に、素材本来の味を最大限に引き出すことをコンセプトとしています。かつては有機農産物の宅配で知られる「大地を守る会」の直営店だったこともあり、全国各地の生産者と築き上げた関係に基づいた、顔が見える安心安全な食材を使用することにこだわっています。奇をてらわない、普段の食卓に並ぶような「ごく普通の和食」を提供することを目指しており、派手さよりも素材の質と丁寧な仕事による滋味深さを大切にしています。野菜は西東京の農家から直接仕入れる旬のものが多く、短角牛や北浦シャモといった肉類も生産者の顔が見えるものを使用しています。
ランチタイムには、週替わりの定食や、麦とろご飯と豚ロース塩焼き、スズキの照り焼き、ヒレカツといった定食メニューが提供されています。価格帯はランチで1,000円台から2,000円程度が中心となるようです。ディナータイムにはコース料理やアラカルトが用意されており、短角牛の炭火焼きや出し巻き玉子などがメニューに見られます。ディナーの予算は8,000円から14,000円程度となることが多いようです。
店内にはテーブル席とカウンター席があり、合計26席が設けられています。また、6名まで利用可能な個室も完備されており、接待や家族での食事など、様々なシーンに対応可能です。広尾という土地柄、特にランチタイムには外国人客の姿も多く見られるようです。店内は全席禁煙となっています。
特別なサービスとしては、自宅で店の味を楽しめるお取り寄せサービス「Chef to」に参加しており、山藤の定番和食セットを注文することが可能です。このサービスでは、オプションでテーブルクロスや食器のレンタルも利用でき、自宅での食事をより豊かなものにする提案も行われています。過去にはテレビ番組で紹介されたり、食に関する著名人との繋がりも持つなど、多方面からの注目も集めているようです。素材へのこだわりと、それを活かすためのシンプルな調理法で、訪れる人々に「体が喜ぶ」ような和食体験を提供しています。