東京都世田谷区玉川に位置する平田牧場 玉川高島屋S・C店は、東急田園都市線・大井町線の二子玉川駅から徒歩約2分という、玉川高島屋S・C本館の6階に位置しており、アクセスに便利な立地です。
山形県で創業し、50年以上にわたり豚を育て続けている平田牧場が手掛けるこのレストランでは、平牧三元豚と平牧金華豚というこだわりの銘柄豚を使用した多彩な豚肉料理を提供しています。特に、とんかつやしゃぶしゃぶが人気メニューとして挙げられます。
平田牧場では、健康な豚を育てるために、抗生物質や合成抗菌剤を使用しない飼育方法や、植物性の飼料を与えること、そして豚にとってストレスの少ない環境づくりに取り組んでいます。こうしたこだわりが、肉質のきめ細かさ、ジューシーさ、そして弾力に繋がっており、とんかつはサクサクとした衣と相まって、豚肉本来のしっかりとした味わいを楽しむことができます。自家製ソースはもちろん、塩でシンプルに味わうのもおすすめです。
メニューとしては、平牧三元豚を使用したロースかつ膳や棒ヒレかつ膳、厚切りロースかつ膳、かつ玉丼、味噌漬け焼き膳、ミルフィーユかつ膳など定番の定食に加え、平田牧場独自のプレミアムブランド豚である平牧金華豚を使用した金華豚ロースかつ膳や棒ヒレかつ膳、金華豚厚切りロースかつ膳、金華豚ロースかつカレー、金華豚かつ丼、金華豚しょうが焼き膳なども提供しています。しゃぶしゃぶ御膳も人気のメニューの一つです。ランチタイムには、お得なランチメニューも用意されており、14時から17時限定のレイトランチも好評を得ています。価格帯は、ランチが1,000円台から2,000円台、ディナーも同様の価格帯で提供されているメニューが多いようです。定食のご飯、味噌汁、キャベツはおかわり自由となっており、ごはんを山形県産「つや姫」と無農薬・無添加の「こんにゃく米」を一緒に炊き上げた低糖質ごはんに無料で変更することも可能です。また、プラス料金で味噌汁を豚汁に変更することもできます。テレビで紹介された三元豚のかつ丼・かつ玉丼や、数量限定の金華豚特厚ロースかつ膳も特筆すべきメニューです。
店内は温かみのある間接照明と木製の家具が配されており、落ち着いた空間でゆっくりと食事を楽しむことができます。座席はテーブル席が中心で、一人でも利用しやすい2名用のテーブルが多く配置されており、家族などの大人数でもテーブルを組み合わせて利用することが可能です。ソファ席も用意されています。個室についての明確な情報は見られませんでしたが、落ち着いた雰囲気の中で食事ができる環境です。
店舗のエントランス部には物販コーナーが併設されており、自宅でも平田牧場の味を楽しめるように、ソースやドレッシング、カレー、冷凍生ぎょうざ、三元豚コロッケ、冷凍精肉などが販売されています。物販コーナーのみの利用も可能です。小さなお子様連れでも利用しやすく、キッズメニューも用意されています。おむつ替えや授乳が必要な場合は、玉川高島屋S・C内のベビールームを利用できます。
なお、平田牧場 玉川高島屋S・C店は、2024年11月17日をもって閉店することが発表されています。長期にわたり多くの顧客に利用されてきましたが、閉店後は東京ミッドタウン店やKITTE丸の内店などの他店舗を利用することができます。